ロシア非常事態省のMi-8ヘリコプターがカレリア地方での訓練飛行中に湖に墜落し、乗っていた3人全員が死亡した。
「オネガ湖上空の訓練飛行中、Mi-8ヘリコプター1機が連絡を失った。乗組員は3名だった」とロシア非常事態省は昨日、テレグラムで発表した。
その後、当局は水深約50メートル、海岸から11キロメートル以上離れた場所でヘリコプターの残骸を発見した。140人以上の人員と、水深300メートルまで潜水可能な遠隔操作型潜水機を含む33台の車両が投入された。アルトゥール・パルフェンチコフ知事は、3人全員が死亡したと発表した。
2020年5月に投稿されたロシアのMi-8ヘリコプターの写真:写真: TASS
ロシア非常事態省は事故の原因を発表していないが、乗組員は豊富な経験があり、過去にも捜索救助活動に参加していたと述べた。
同庁は、「ヘリコプターを操縦していたのは、数千時間の飛行時間を積んだ隊員たちだった。彼らは非常事態省に勤務し、山岳地帯や沿岸部での人命救助や森林火災の消火活動に繰り返し参加してきた」と述べ、事故調査委員会が設置されたと付け加えた。
これは、半月以上の間にこの機種が関与した2件目の事故です。1月17日には、キルギス軍のMi-8がフルンゼ1基地での訓練飛行中に墜落し、隊員1人が死亡、10人が負傷しました。
ミルMi-8(NATOの報告名はHip)は、1967年にソ連空軍に配備された双発の輸送戦闘ヘリコプターです。世界で最も人気のあるヘリコプターのモデルの1つであり、現在50か国以上で使用されています。
オネガ湖はロシア北西部、カレリア共和国、レニングラード州、ヴォルドガ州の領域に位置し、面積は9,700平方キロメートルを超え、ヨーロッパで2番目に大きい湖です。
オネガ湖の場所。画像:ウィキメディア
ファム・ザン(ロイター通信、TASS通信)
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