ロイター通信は昨日、ウクライナのウォロディミル・ゼレンスキー大統領が11月1日にメッセージアプリ「テレグラム」に投稿した動画で、同盟国に対し、北朝鮮がウクライナで戦闘を開始する前に、ロシアに駐留する北朝鮮兵士の存在について「傍観」をやめ、対処する行動を取るよう呼びかけたと報じた。
同氏は、ウクライナはロシアに展開する北朝鮮軍の位置をすべて特定したが、西側同盟国はキエフに対し攻撃に必要な長距離兵器を提供できなかったと述べた。
ゼレンスキー大統領のこの発言は、アントニー・ブリンケン米国務長官が10月31日、ロシア国内に約1万人の北朝鮮兵士がおり、その中には8月6日にウクライナ軍が奇襲攻撃を仕掛けたロシアのクルスク県に最大8000人いると発言したことを受けて行われた。
ウクライナ、ロシア駐留の北朝鮮将軍3名を名指し、米国、クルスクに北朝鮮兵士8000人を配置と発表
AFP通信によると、米国防総省は11月1日、ウクライナに対し4億2500万ドル相当の新たな軍事支援パッケージを提供すると発表した。国防総省によると、この新たな支援パッケージにより、ウクライナは迎撃ミサイル、ロケット弾や砲兵システム用の弾薬、装甲車両、対戦車兵器など、最も緊急のニーズに対応するための追加能力を獲得できるという。
ウクライナのゼレンスキー大統領
11月1日、国営朝鮮中央通信(KCNA)が伝えた声明の中で、北朝鮮の金鍾奎(キム・ジョンギュ) 外務次官は、国防省が管轄する事項には外務省は直接関与しておらず、いかなる派遣についても直接コメントしないことを強調した。しかし、金鍾奎は「もし世界のメディアが話題にしているようなことがあれば、それは国際法の規定に従った行動であると思う」と付け加えた。
同日、モスクワでロシアのセルゲイ・ラブロフ外相と会談した北朝鮮の崔善姫外相は、金正恩委員長が早ければ2022年にもロシア軍と人民への支持を表明したと指摘した。タス通信によると、崔外相は、平壌はウラジーミル・プーチン大統領の指揮下にあるロシア軍の勝利を確信しており、北朝鮮は「勝利するまでロシアを支持するという約束を再確認する」と強調した。
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出典: https://thanhnien.vn/tong-thong-ukraine-lam-nong-nghi-van-binh-si-trieu-tien-den-nga-185241102211143976.htm
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