「今こそすべてのアメリカ国民が声を上げるべき時だ」とバイデン氏は述べた。大統領はホワイトハウスで行われた2つの別々の会合でも同様のメッセージを発した。そのうち1つは、ワシントン大行進60周年を記念してマーティン・ルーサー・キング・ジュニア牧師の遺族が出席した会合だった。バイデン氏は、ヘイトクライムと闘い、すべての人々に平等な権利を保障するための現政権の努力を称賛した。
ジョー・バイデン米大統領。写真:ABCニュース
「沈黙は共犯であり、我々は沈黙を続けるつもりはない」とバイデン氏は述べた。「白人至上主義は毒だ」
土曜日、フロリダ州ジャクソンビルの店で21歳の白人銃撃犯が黒人3人を射殺した。犯人のライアン・クリストファー・パーマーはその後自殺した。
地元警察署長のT・K・ウォーターズ氏は、この銃撃事件は人種差別が動機だと述べた。当局によると、犯人はメディア、両親、そして警察に宛てて、黒人への憎悪を詳細に記した複数の声明文を残していたという。
FBIは3月、米国におけるヘイトクライムが2021年に約12%増加し、その大半は人種や民族に対する偏見が動機となっていると発表した。
「我々は行動を起こさなければならない」とバイデン氏は述べ、白人至上主義が今や米国が直面する最大のテロの脅威であると指摘した。「我々は皆、憎悪は勝利しないということを明確にしなければならない」
カマラ・ハリス副大統領は、「我が国を分裂させようとする者がいる。アメリカ国民には、派閥争いによって結束が損なわれないようにする義務がある」と警告した。
「過去60年間、この国は人種差別や白人至上主義との戦いで大きな進歩を遂げてきた」とホワイトハウス公共政策局のスティーブン・ベンジャミン局長は記者団に語った。
クオック・ティエン(ロイター通信による)
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