イギリスの新聞「テレグラフ」は、イスラエルの諜報機関(モサド)が、テヘランを訪問したハマスの 政治指導者イスマイル・ハニヤの滞在先に爆発物を仕掛けるため、イラン革命防衛隊(IRGC)の要人を雇ったと情報筋の話として報じた。
ハマス指導者は、7月30日、イラン大統領就任式に出席するためテヘランに到着した際に暗殺された。(出典: AP) |
イギリスの新聞「テレグラフ」は、イスラエルの諜報機関(モサド)が、7月30日にイランのマスード・ペゼシュキアン次期大統領の就任式に出席するためテヘランを訪れたハマスの政治指導者イスマイル・ハニヤを暗殺するため、イラン革命防衛隊(IRGC)の要人を雇い、爆発物を仕掛けたと情報筋の話として報じた。
IRGC関係者はテレグラフ紙に対し、「捜査官たちは、モサドがアンサール・アル=マフディ保安部隊の職員を雇ったことを確信している…さらなる捜査の結果、さらに2つの部屋で爆発装置が発見された」と語った。アンサール・アル=マフディはIRGC内で高官の安全確保を担当する部隊である。
今週初め、ニューヨーク・タイムズ紙は、ハニヤ氏が2ヶ月前に自室に仕掛けられた爆弾によって暗殺されたと報じた。同紙によると、同氏が滞在予定だったテヘラン北部のIRGCゲストハウスの部屋に3つの爆発装置が仕掛けられており、7月31日の早朝に海外から爆発が行われたという。
匿名のイラン当局者2人がテレグラフ紙に語ったところによると、ハニヤ氏暗殺未遂事件は当初、同氏がイランのエブラヒム・ライシ大統領の葬儀に参列するためにイランを訪れた5月に計画されていたが、建物内に群衆がいたために作戦は失敗に終わったという。
IRGC内部の情報筋の1人はテレグラフに対し、ハマスの政治指導者の暗殺はIRGCにとって「イランに対する侮辱であり、重大な安全保障上の侵害だ」と語り、現在組織内で内部調査が進行中だと付け加えた。
別の当局者は、「イランの最高指導者アリー・ハメネイ師は過去2日間で全司令官を何度も召集し、説明を求めている。…彼にとっては、安全保障問題の解決は復讐よりも重要だ」と明かした。
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出典: https://baoquocte.vn/bao-anh-tinh-bao-israel-thue-dat-bom-am-sat-thu-linh-hamas-tu-2-thang-truoc-281247.html
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