6月21日、スウェーデンのトビアス・ビルストロム外相は、ストックホルムがトルコとの協定に基づく義務を果たしたため、トルコが北大西洋条約機構(NATO)への加盟要請を批准することを期待すると述べた。
スウェーデンは、トルコとの合意の履行に尽力しており、トルコ政府がストックホルムのNATO加盟への道筋を示してくれることを期待している。写真説明。(出典:Shutter stock) |
スウェーデン外務大臣は、ストックホルムはトルコの期待を裏切らなかったと主張した。したがって、今こそ「トルコ議会が批准手続きを開始する時だ」
同時に、ビルストロム氏は、来年7月にビリニュスで開催されるNATOサミットまでにスウェーデンが加盟できることを期待している。
これが唯一の解決策であり、ストックホルムには現在「代替案はない」と当局者は付け加えた。
ロシアとウクライナの紛争が勃発して以来、スウェーデンとフィンランドは長年の中立を放棄し、NATOへの加盟を申請した。
フィンランドは昨年4月にNATOに加盟したが、スウェーデンは安全保障上の懸念からトルコからの反対に直面した。
スウェーデンは最近、ストックホルムでの反トルコ抗議活動を鎮圧し、テロ集団への支援を防ぐための新たな法律を導入しようとしており、これにより昨年マドリード(スペイン)でアンカラと交わした合意に基づく義務を果たしている。
同日、トルコ議会のヌーマン・クルトゥルムス議長は、7月11日から12日にリトアニアのビリニュスで開催される予定のNATO首脳会議でスウェーデンの加盟を承認するかどうかを決めるため、ストックホルムからの具体的な措置を待っていると発表した。
NATO事務総長イエンス・ストルテンベルグ氏によれば、スウェーデンは、NATO加盟への道を阻んでいるトルコに対する義務を果たしたという。
「スウェーデンの反テロ法の改正を前向きに評価しています。これらの法律の具体的な効果と、我々が要請している対象者の引き渡しを待っています。私の知る限り、大統領(レジェップ・タイイップ・エルドアン)はサミットに出席する予定です。具体的な措置を待ちます」と、クルトゥルムス氏はTRTハーバーテレビ局のインタビューで述べた。
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