米上院は12日(現地時間)、今年2月に辞任したクリス・イングリス氏の後任として、ジョー・バイデン大統領にサイバーセキュリティ政策や戦略について助言する責任を負う国家サイバーセキュリティ局長にハリー・コーカー・ジュニア氏を任命することを承認した。
コーカー氏の任命は、来年の大統領選挙を控え、米国がサイバーセキュリティの脅威の増大に直面している中で行われた。バイデン政権下では、 国務省や商務省を含む連邦政府機関に対する大規模なサイバー攻撃が複数件発生している。
コーカー氏は40年間にわたり米国政府に勤務しました。海軍士官としてキャリアをスタートし、中央情報局(CIA)長官や国家安全保障局(NSA)長官などの要職を歴任しました。
公聴会で上院議員らに語ったコーカー氏は、自身の事務所は地方自治体や州政府の選挙を保護する「支援的な役割」を担っていると主張した。
ソーラーバーストとして知られる政府システムへの大規模なサイバー攻撃を受けて、米国は、米軍の年間予算法案である2021年国防権限法の枠組み内で国家サイバーセキュリティ局長の職を新設することを決定した。
VNA
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