この珍しい事件は、サウスチャイナ・モーニング・ポストが6月30日に報じた。具体的には、ヤン(29歳、中国人)という名の男性が、レストランで食事中にプラスチック片を飲み込んだ疑いで、検査を受けるために病院を訪れた。
しかし、中山病院(上海)の医師らは、プラスチック片ではなく、長さ15センチの陶器のスプーンが彼の体内に刺さっているのを発見した。
スプーンは十二指腸、つまり小腸の最初の部分に刺さっていました。これは非常に危険な状態です。少しでも動かすと腸に穴が開き、重度の炎症や出血を引き起こす可能性があります。

スプーンは男性の十二指腸から発見された(写真:QQ)。
そのときヤンは、1月にタイで経験したことが自分の想像の産物ではなかったことに気づいた。
ヤンさんはこの時のことを思い出しながら、ここへ旅行中、酒を飲んでいて、ホテルの部屋でティースプーンを使って吐こうとしたが、スプーンが手から滑り落ちて胃の中に入ってしまったと話した。しかし、あまりにも酔っていたため、男性はその後意識を失った。
翌朝目覚めたヤンさんの記憶はあまりにも曖昧で、スプーンを飲み込む夢を見たのだと信じていた。また、その時の胃の不快感は嘔吐の後遺症によるものだと彼は言った。
ヤンさんは上海に戻ってから6カ月間、健康上の問題を感じることなく運動を続けた。

スプーンは医師によってヤンさんの体から取り除かれた(写真:QQ)
ヤンさんは十二指腸に刺さったスプーンを発見し、6月18日に内視鏡手術で異物を除去しました。しかし、スプーンの表面が滑りやすかったため、最初の試みは失敗しました。
中山病院内視鏡センター所長の周紅平医師は、2種類の鉗子を組み合わせてスプーンを胃の中に引き戻し、その後、掴み棒を使ってスプーンを取り出すことにした。
こうして、90分間の手術を経て、ヤンさんの体内から磁器のスプーンを取り除くことに成功しました。ヤンさんは数日後、容態が安定し退院しました。
出典: https://dantri.com.vn/suc-khoe/say-ruou-nuot-thia-nguoi-dan-ong-phat-hien-di-vat-sau-nua-nam-20250630181824743.htm
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