カルロ・アンチェロッティ監督は、2月12日午前3時に行われるマンチェスター・シティとレアル・マドリードとのチャンピオンズリーグプレーオフ第1戦を前に、ヴィニシウスが2024年のバロンドール受賞に値すると主張し、物議を醸している。

マンチェスター・シティ対レアル・マドリード戦前の記者会見に臨むカルロ・アンチェロッティ監督
「間違った決断だったとは思わない。我々はヴィニが最もふさわしいと考えていた。だからといってロドリを尊敬していないわけではない。彼は素晴らしい選手だ。2023年のバロンドールはメッシではなくロドリが受賞に値すると思う」とアンチェロッティは述べた。この発言は、選考基準(暦年ではなくシーズン単位で評価)をめぐって議論を巻き起こしているメッシの受賞に対する批判と解釈できる。
メッシは2023年の受賞により、バロンドール受賞歴を8回に伸ばした。アルゼンチンのスーパースターは、2022年ワールドカップ優勝後に受賞した。しかし、クラブレベルでも活躍した選手にこそこの賞が与えられるべきだという意見もあった。ロドリは2023年にマンチェスター・シティで3冠を達成している。
ロドリと2024年のバロンドール
2024年のバロンドールはロドリに贈られ、守備的ミッドフィールダーの受賞者は1990年のローター・マテウス以来となる。ロドリは、2022年にケビン・デ・ブライネがブロンズボール、2023年にエルリング・ハーランドがシルバーボールを受賞して以来、マンチェスター・シティの選手として初めてバロンドールを受賞した。また、プレミアリーグの代表選手として同賞を受賞したのは、2008年にマンチェスター・ユナイテッドでプレーしていたクリスティアーノ・ロナウド以来となる。
当初、レアル・マドリードはヴィニシウスの受賞をほぼ確信していた。マルカ紙は以前、フロレンティーノ・ペレス会長率いる50名からなるレアル・マドリード代表団が、受賞を「大いに楽しむ」ためにパリに向かう準備をしていると報じていた。スペイン王室チームは、ヴィニシウスの受賞当日にレアル・マドリードTVで放送される5時間の特別ドキュメンタリーを準備していた。

カルロ・アンチェロッティ監督とミッドフィールダーのヴィニシウス
ヴィニシウスもこの栄誉を心待ちにしていた。マドリードではゴールデンボール賞受賞を祝うパーティーが開かれ、感謝の意を表してチームメイト全員にロレックスの腕時計を贈ると約束した。しかし、土壇場で「裏筋」からヴィニシウスが2024年のゴールデンボール賞を逃したという情報が入り、レアル・マドリードの興奮は怒りへと一変した。レアル・マドリードは即座にパリ行きをキャンセル。その結果、フランス・フットボール誌はレアル・マドリードに「最優秀チーム賞」を授与したものの、受賞者は一人も現れなかった。アンチェロッティ監督も最優秀監督に選ばれたにもかかわらず、「教え子たちを応援するため」欠席した。
2024年バロンドール受賞者のロドリは、明日午前のエティハド・スタジアムで行われるレアル・マドリード戦には欠場する。スペイン出身のスター選手であるロドリは現在、前十字靭帯(ACL)の手術から回復中だ。チャンピオンズリーグの決勝トーナメント1回戦には出場登録されているものの、復帰は4月以降となる。
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出典: https://thanhnien.vn/hlv-carlo-ancelotti-rodri-xung-dang-doat-qua-bong-vang-2023-hon-messi-185250211094205238.htm
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