フランス警察は12月22日、インド人乗客300人以上を乗せた飛行機に関連し、「人身売買」の疑いで男2人を尋問したと発表した。
フランスは、インド人乗客300人を乗せたレジェンド航空の飛行機を人身売買の疑いで拘留した - イラスト写真(出典:レジェンド航空) |
これに先立ち、レジェンド航空(ルーマニア)が運航するエアバスA340型機が12月21日にアラブ首長国連邦(UAE)からニカラグアに向けて出発し、フランス東部のヴァトリー空港への着陸を命じられた。警察と軍は捜査のため空港全体を封鎖した。
パリ検察当局は、搭乗していた乗客が「人身売買の被害者である可能性がある」という情報を受け、フランス当局が同機を押収したと発表した。乗客の中には未成年者も含まれていた。逮捕された2人の男性も同機に乗っていた。
検察庁によると、国家組織犯罪対策部隊(JUNALCO)が捜査を主導しており、現在、乗客乗員303人の身元を確認するとともに、乗客の輸送状況や旅行目的を調べている。
情報筋によると、乗客らは米国かカナダへの不法入国を試みるために中米へ渡航する計画を立てていた可能性があるという。
Xネットワークでの声明で、在フランスインド大使館は事件について報告を受けており、「状況を調査して乗客の安全を確保している」と述べた。
レジェンド航空の弁護士リリアナ・バカヨコ氏は、同社は何も不正行為を行っておらず、いかなる犯罪も犯していないと述べたが、検察が告訴すれば法的措置を取ると付け加えた。
パリの東150kmに位置するヴァトリー空港は、主に格安航空会社の便が発着しています。フランスでは、人身売買は最高20年の懲役刑に処せられます。
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