米国国家安全保障会議(NSC)のジョン・カービー報道官は、ワシントンがキエフに割り当てられた資金の96%を使い果たしたと発表した。(出典:LAタイムズ) |
「いずれウクライナへの支援は過大な負担になるだろう。経済的に強力な国でさえ、すぐに疲弊してしまう。ワシントンは印刷機が故障しない限り紙幣を無制限に刷れると言うが、実際には紙幣が足りないのだ」とドミトリー・ペスコフ氏は述べた。
クレムリン当局者の発言は、米国家安全保障会議のジョン・カービー報道官が、米国はキエフに割り当てられた資金の96%を使い果たしたと述べたことを受けてのものだった。
「ウクライナへの資金提供額は、経済支援、金融支援、人道支援、安全保障支援を含めて600億ドルを超えています。承認された額の約96%を支出しました」とカービー氏は述べた。
米国の公的債務は、1月に31兆4000億ドルの債務上限を突破し、現在は約33兆6000億ドルとなっている。
米国議会予算局(CBO)の報告書によると、2022年度の国家債務の利子は4,750億ドルで、1日あたり13億ドル、1時間あたり5,420万ドルに相当する。
CBOによると、米国政府の借入コストは今年、新たな一連の金利引き上げにより急騰しており、今後も上昇し続けるだろう。
この傾向が続けば、債務返済は今後30年間で社会保障費をはるかに上回り、連邦政府の支出項目の中で最大のものとなるだろう。
* 同日、ロシアのセルゲイ・リャブコフ外務次官は、制裁を通じてロシアの石油・ガス産業の発展を妨げようとする米国の取り組みは失敗するだろうとコメントした。
「特に液化天然ガス(LNG)部門を含む石油・ガス産業における経済発展の機会を制裁によって阻止しようとする現在の試みは失敗するだろう。LNG部門は非常に有望な分野であり、これらの製品に対する需要は高い」と彼は断言した。
ロシア外務省報道官マリア・ザハロワ氏は、米国の制裁にもかかわらず、同国はLNG生産を増やす計画を継続すると述べた。
ザハロワ氏によれば、ワシントンは250億ドル規模のアークティックLNG2プロジェクトの主要投資家である企業を標的とした新たな制裁措置を追加することでモスクワへの圧力を強めようとしたが、ロシアはLNG生産量を日量1億トンに増やす計画を放棄するつもりはないという。
ノバテクが投資するアークティックLNG2プロジェクトについて、ロシア外務省当局者は「我々はこのプロジェクトや類似のプロジェクトへの大規模投資計画を放棄するつもりはない。LNGインフラの整備はエネルギー分野における最優先事項だ」と明言した。
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