ニューカッスルは第36ラウンド序盤の試合でリーズと2-2で引き分け、マンチェスター・ユナイテッドにわずか3ポイント差でリードしており、プレミアリーグではあと1試合を戦ったことになる。
リーズはサム・アラダイス新監督の期待通り、好調なスタートを切った。7分、パトリック・バンフォードのクロスにロドリゴがヘディングシュート。ゴールキーパーのニック・ポープが飛び込んでボールをブロックしたが、ルーク・アイリングの先制点を阻止することはできなかった。
アラダイスはDFロビン・コッホを中盤に押し込み、ここ数週間リーズに欠けていたエネルギーとバランスを取り戻した。リーズは27分にリードを2倍に広げそうになった。主審はPKを与えたが、バンフォードのシュートはゴールキーパー・ポープの手に直接吸い込まれた。ジョエリントンはその前にペナルティエリア内でジュニオール・フィルポにファウルしていた。
アイリングは5月13日の夜の試合でリーズの先制点を決めた。写真:ロイター
PK失敗はリーズに大きな痛手となった。ニューカッスルはあと4分で同点に追いついた。主審はマックス・ウォーバーのアレクサンダー・イサクへのタックルを反則とし、アウェイチームにPKを与えた。バンフォードとは異なり、カラム・ウィルソンは冷静にフリーキックを決め、ゴールキーパーのジョエル・ロブレスを破った。
ウィルソンにとって、これは2022-2023プレミアリーグ開幕以来16ゴール目となる。31歳のストライカーはマーカス・ラッシュフォードの記録に並び、ゴールデンブーツ賞の争いで5位に浮上した。上位4選手は、アーリング・ハーランド、ハリー・ケイン、イヴァン・トニー、モハメド・サラーとなっている。
5月13日夜の試合で、ニューカッスルの同点ゴールを喜ぶカラム・ウィルソン。写真: AP
ウィルソンの同点ゴールでリーズの士気は一気に下がった。ニューカッスルは前半終了直前にミゲル・アルミロンが持ち味の左足でカーブをかけたシュートを放ち、追加点を狙ったが、ボールはわずかにゴールポストを外れた。
ニューカッスルは後半も好調を維持した。69分、審判はフィルポにハンドの反則を宣告。アウェイチームは再びPKを獲得し、ウィルソンが2点を決めて2-1とした。
しかし、リーズは諦めなかった。最下位から3位にランクインしたチームは、残り時間で力強く反撃を開始した。79分、幸運が訪れた。ラスムス・クリステンセンが25メートルから放ったシュートは、キーラン・トリッピアーに当たって方向が変わり、そのままゴールに吸い込まれ、2-2の同点となった。
リーズのラスムス・クリステンセンが2-2の同点ゴールを喜ぶ。写真:ロイター
試合は終盤に緊迫した展開となった。フィルポはアンソニー・ゴードンへのファウルで2枚目のイエローカードを受けた。その後、リーズのファンがピッチに乱入し、ニューカッスルの監督を襲撃しようとしたが、警察が介入した。
この引き分けにより、ニューカッスルは35試合を終えて勝ち点66となった。プレミアリーグ3位のニューカッスルはマンチェスター・ユナイテッドに勝ち点3差をつけているが、試合数は1試合多い。ウルブズに勝てば、レッドデビルズはニューカッスルと勝ち点で並ぶことになる。
この試合の結果は、35試合を終えて勝ち点62のリバプールにもチャンスをもたらす。残り3試合で好成績を収めれば、リバプールはトップ4入りを確実なものにできる。一方、リーズは18位から脱却できていない。35試合を終えて勝ち点31と、17位のエバートンより勝ち点1少ない上に、試合数も1試合多い。
タン・クイ
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