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CNBC通信によると、米国の5大銀行は2023年に合計2万人の人員削減を行うと報じられた。
この決定は、ウォール街の業務拡大に伴い人材需要が爆発的に増加した新型コロナウイルス感染症(COVID-19)パンデミックから2年後に下された。その後、連邦準備制度理事会(FRB)が過熱した経済を冷やすために利上げを行ったことで、採用ラッシュは収束に向かい、銀行は好調とは言えない事業環境の中、人員過剰感を募らせた。
ジャニー・モンゴメリー・スコット・ファイナンシャル・カンパニー(米国)の調査ディレクター、クリス・マリナック氏は、2024年の成長見通しが不透明であるため、銀行は人員削減をせざるを得ないと述べた。
金融セクターにおける人員削減は、米国の労働市場に圧力をかける可能性がある。しかし、法人向け融資や個人向け融資の債務不履行リスクの高まりを踏まえ、銀行は来年も人員削減をより積極的に実施すると予想されている。
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