カンボジアのインドラ・シャフリ監督は同僚のフィリップ・トルシエ監督を称賛したが、同時に、第32回東南アジア競技大会の準決勝でベトナムがインドネシアに敗れたのは性急な行動のせいだとも指摘した。
「勝てて本当に良かった」と、5月13日午後、オリンピックスタジアムで行われた試合後の記者会見でシャフリ監督は語った。「インドネシアが最後の1分で決勝点を挙げただけに、この試合は非常に厳しいものだった。選手たちは60分から10人で戦わなければならなかったが、それでも懸命に戦い、得点を挙げ、勝利にふさわしい結果となった」
インドネシア人監督は、同僚のトルシエ監督とベトナム選手たちを称賛した。「彼は本当に素晴らしい。今日は多くの細かい点を調整し、ベトナムがスムーズにプレーできるようにしてくれた。ベトナムは負けたとはいえ、90分間インドネシアを苦しめた。トルシエ監督はベトナムサッカー界に新たな、そして優れた世代を作り上げてくれると信じている」と、彼は語った。
5月13日午後、プノンペンのオリンピックスタジアムで行われた第32回東南アジア競技大会の男子サッカー準決勝、ベトナム対インドネシア戦に出場するシャフリ。写真:ラム・トア
この試合で、グループステージ全勝を飾った唯一のチームであるインドネシアは、10分にアルハン・プラタマのスローインからセンターバックのトリスナンダ・コマンがヘディングシュートを決め、先制点を挙げた。しかし36分、センターフォワードのグエン・ヴァン・トゥンのヘディングシュートでベトナムに同点に追いつかれた。後半に入ると、アルハンのスローインからフェラーリがゴールを決め、インドネシアが再びリードを奪った。
しかし、アルハンの2枚目のイエローカードがインドネシアを苦しめた。ベトナムのプレッシャーに押し込まれ、息詰まる思いで78分にセンターバックのバガス・カフィのオウンゴールで2-2の同点に追いつかれた。一人を失ったにもかかわらず、インドネシアは粘り強く戦い、幸運にもベトナムの攻撃を「乗り切った」。延長戦7分のうち6分、カウンターアタックで、シャフリ率いるインドネシアは、交代出場のストライカー、タウファニーの低い弾道シュートで決勝点を奪った。「ベトナムは少し焦りすぎた。3点目を狙って攻め続けた」とインドネシア代表監督は語った。「しかし、私はカウンターアタックの機会を伺うために2人の選手をピッチに送り込み、それが決勝点につながった」
試合の主な展開はベトナム 2-3 インドネシア。
インドネシアはベトナムを破り、5月16日に決勝に進出。準決勝の残り試合、タイ対ミャンマーの勝者と対戦する。シャフリ監督によると、主力選手のアルハンの出場停止は不利だが、インドネシアには彼の代わりとなる優秀な選手が揃っているという。「大会開始当初から、選手たちの人員、体力、精神力の面で万全な準備を整えるため、各試合に具体的な計画を立てています。綿密な準備がチームのこれまでの成功につながっています。決勝に進出したチームと共に、素晴らしいサッカーの祭典を作り上げ、開催国カンボジアに喜びを届けられることを願っています」とシャフリ監督は付け加えた。
ラム・トア(プノンペン出身)
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