伝説のロジャー・フェデラーによれば、ノバク・ジョコビッチは23回のグランドスラム優勝記録を持つ史上最高のテニス選手である可能性が高いが、ラファエル・ナダルもその例外ではない。
フェデラーはハレ・オープンに復帰し、10度の優勝を果たしたばかりだ。主催者によってコート上で紹介されたフェデラーは、「シンプリー・ザ・ベスト」のBGMとともに、テニスに関する一連の質問に答えた。
テニス界のGOAT(史上最高)という地位について問われたフェデラーは、自身の名前には触れず、「ジョコビッチはグランドスラムで23回優勝しており、それだけでGOATと言えるかもしれない。しかし、ナダルがまだ現役である限り、GOATという地位は揺るぎない」と答えた。
ジョコビッチは「ビッグ3」の中で、メジャータイトル獲得数で勝っている。写真: ATP
ジョコビッチ選手は6月11日に全仏オープンで優勝し、グランドスラム優勝回数の記録を23回に伸ばした。セルビア出身のこのテニス選手は、ラファエル・ナダル選手よりもタイトルを1つ多く獲得しているが、「クレーコートの王者」ナダル選手は怪我のため今シーズン終了まで出場できず、2024年に引退する可能性がある。
フェデラーはまた、ジョコビッチが36歳で全仏オープンを制覇したことは、ボリス・ベッカーが17歳でウィンブルドンを制覇したこととは比べものにならないとも語った。フェデラー自身は2019年に37歳で全豪オープンを制覇している。
「テニスが恋しいとは思わない」とフェデラーは引退からほぼ1年経った今、自身の経験について語った。「今は時間がたくさんあるので、家族の世話も以前とは違う形でしている。子供たちとスキーに行ったり、家事をしたり。テニスのトーナメントの結果は3、4日に1回チェックしているよ」
フェデラーは家族との付き合いに加え、ビジネスと慈善活動にも精力的に取り組んでいる。南アフリカで行われた子供たちのための学校建設のためのチャリティ旅行から帰国したばかりだ。41歳の伝説的選手は、膝の怪我がまだ回復しておらず、多くの招待を受けているにもかかわらず、エキシビションマッチに出場できないことを明らかにした。
「今でも週に4、5回は練習している」とフェデラーは付け加えた。「体が許せば、エキシビションマッチにも出場したい。解説者とか、そういうのはまだ準備できていない。もしかしたら、一生無理かもしれない」
ヴィ・アン
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