航空便の再開に伴い、韓国を訪れるベトナム人観光客数は急増しており、消費額も急増している。韓国の金海、釜山、全羅南道務安にある国際空港からは、ベトナムへの直行便が運航されている。
クレジットカード会社BCカードのデータによると、2023年上半期におけるベトナム人観光客のカード利用件数は前年比468%増加した。一方、韓国タイムズによると、ベトナム人を除く外国人観光客の年間増加率は358%だった。
パンデミック後、ベトナム人観光客が務安国際空港に到着
このデータは、過去3年間の1月から6月までの120万人の外国人観光客のカード利用履歴を分析したもので、ソウル以外での取引の51%がベトナム人観光客によるものであることが明らかになった。
今年上半期にベトナム人観光客の支出が3倍になった都市や自治体には、ソウル、済州島、京畿道、釜山、全羅南道などがある。
ソウルでは、ベトナム人観光客は首都の繁華街である明洞にある主要なショッピングモールを訪れ、続いてソウルの江南区、済州空港の免税店街がある済州島の龍潭2洞を訪れた。
多くの人がソウルの望遠市場、全羅南道麗水市、ソウル西部の金浦市、新世界センタムシティがある釜山の海雲台地区を訪れた。
釜山はここ数カ月、2030年に世界博覧会を招致するための同市の宣伝活動もあり、ベトナム人観光客に人気の旅行先となっている。
報告書によると、全羅南道は3月に観光客がビザなしで15日間滞在できるビザ免除プログラムを実施し、ベトナム人観光客数が増加したという。
しかし、ベトナム人観光客は韓国の拡大する観光経常収支赤字を相殺することができていない。
韓国銀行の5月の国際収支データによると、韓国の観光収支は8億2000万ドル(1兆400億ウォン)の赤字を記録した。これは、韓国人観光客による海外支出総額の増加が、国内観光客による支出の増加をはるかに上回ったことを意味する。
一方、韓国観光公社によると、6月の外国人観光客数は96万1000人で前年同月比321%増となり、新型コロナウイルス感染症のパンデミックが始まって以来の最高を記録した。
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