米国は世界有数のチップ設計ソフトウェアサプライヤーに対し、中国への輸出制限が解除されたことを通知し、米中貿易に新たな展望が開けた。
コンピューターの回路基板上の半導体チップ。(写真:ロイター/VNA)
ブルームバーグ通信は7月2日、ドイツのシーメンスAGの声明を引用し、同社が米国政府から中国へのチップ設計ソフトウエアの輸出制限の解除について通知を受けたと報じた。
シーメンスは声明で、米商務省が世界有数の半導体設計ソフトウェアサプライヤーであるシーメンスに対し、中国での事業展開に政府ライセンスは不要になったと通知したと発表した。また、同社は中国顧客が自社のソフトウェアと技術に完全にアクセスできるよう回復させた。
米国商務省はコメント要請に応じなかった。電子設計自動化ソフトウェアの他の大手サプライヤーであるケイデンスとシノプシスも、コメント要請に直ちには応じなかった。
米国は5月、中国が一部の重要希土類元素の輸出を制限したことへの報復として、シーメンスのEDA部門、ケイデンス、シノプシスを含む複数の企業に対し、設計ソフトや半導体用化学物質などを中国の提携先に輸出する前にライセンスを取得するよう義務付けた。
先週両国が合意した条件に基づき、米国は中国が希土類の輸出承認を迅速化するとの約束を果たすことを条件に、チップ設計ソフトウェアのほか、エタンや航空機エンジンの中国への輸出を許可すると約束した。
出典: https://baolangson.vn/dong-thai-moi-ha-nhiet-cang-thang-thuong-mai-my-trung-5052107.html
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