ブラジルの元大統領ジャイル・ボルソナーロ氏(写真:ロイター)。
ガーディアン紙によると、ブラジルの元大統領ジャイル・ボルソナーロ氏は今年6月、ブラジル南東部のサンセバスチャン近海でザトウクジラに嫌がらせをしたとして告発された。
当時、ボルソナロ大統領はジェットスキーを操縦し、携帯電話を使って約15メートルの距離からクジラの写真と動画を撮影していました。クジラが不安と恐怖を感じているにもかかわらず、ボルソナロ大統領はクジラに近づき、撮影を続けました。
ブラジルの法律では、イルカやザトウクジラなどの動物に対する故意の嫌がらせを禁じています。また、規制により、動力船はこれらの動物の100メートル以内に接近することが禁じられています。
これらの規則を施行する環境機関であるIBAMAは、イルカやクジラの群れを追いかけたり侵入したり、過度の音楽や騒音で邪魔したりすることも禁止しています。これらの行為に対する罰則は、2年から5年の懲役です。
ボルソナロ大統領は、こうした非難や批判は 政治家や環境活動家が大統領を攻撃しようとする動きの一環だとして、これを否定している。
ボルソナロ氏は2019年から2022年までブラジルの大統領を務めた。クーデター計画や新型コロナウイルスワクチン接種記録の偽造などの容疑で、多くの法的トラブルに直面している。
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