エビの殻にはカルシウムが豊富に含まれているという情報をよく目にするので、いつもきれいに食べるようにしています。でも、時々、エビの殻を食べても大丈夫なのかな?と疑問に思うことがあります。(ホアン、40歳、 ハノイ)
返事:
カルシウムがエビの殻と身のどちらに多く含まれているか知らない人も多いでしょう。エビの殻は苦手なのに、カルシウムは主に殻に集中していると思い込んで食べてしまう人も多いのです。中には、カルシウムを多く摂取することで子どもの身長が伸びることを期待して、殻付きエビを無理やり食べさせる親もいます。
実は、エビの殻には私たちが誤解しているほど多くのカルシウムは含まれていません。エビの殻は主にキチンでできており、多くの動物の殻を構成する物質ですが、この物質は消化されにくい傾向があります。これが、消化器系に問題がある場合、特に病気の場合はエビの殻を食べてはいけない理由の一つです。子供がエビの殻を過剰に摂取すると、不快感を覚え、体内の吸収に影響を与え、窒息や食欲不振を引き起こす可能性があります。
エビにはカルシウムが豊富に含まれています。このカルシウムは主にエビの身、脚、爪に含まれています。これは体に良い有機カルシウムです。エビの身はカルシウムの貴重な供給源であるだけでなく、ビタミンDも豊富に含まれています。また、マグネシウムとリンもバランスよく含まれているため、エビの身に含まれるカルシウムは体内に吸収されやすいのです。
一般的に、エビを食べるときは、殻ではなく身だけを食べるのが最善です。
准教授、グエン・ズイ・ティン博士
ハノイ工科大学バイオテクノロジー・食品技術研究所元講師
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