(CLO)情報分野での経験がほとんどない元米国下院議員のタルシ・ギャバード氏が、水曜日に米国上院により国家情報長官(DNI)として承認された。
これはドナルド・トランプ大統領の最も物議を醸した指名の一つと考えられているが、共和党から強い支持を受けている。
トゥルシ・ギャバードさん。写真:ゲージ・スキッドモア
米上院は52対48の賛成多数で、ギャバード氏をトランプ大統領の情報問題担当首席顧問に任命し、18の米情報機関を監督する役目を承認した。
ギャバード氏(43)は民主党員だったが、2022年に 離党して無所属となり、2024年に共和党に入党した。下院議員としての4期の間、情報機関に勤務したことも、いかなる情報委員会にも所属したこともない。
ギャバード氏は米国情報機関のトップとして、2001年9月11日のテロ攻撃後に構築された大規模な情報機関を監督するとともに、大統領の首席情報顧問も務めることになる。
「国家情報長官の選任は非常に重要な問題です」と、戦略国際問題研究所(CSIS)の情報・国家安全保障・技術プログラムのディレクター、エミリー・ハーディング氏は述べた。「このポストに就く人物は機密情報に広くアクセスでき、国家安全保障政策の策定において重要な役割を果たすことになります。」
トランプ大統領が2024年11月にギャバード氏を指名したことは国家安全保障界に衝撃を与え、大統領の2期目では諜報活動が政治化される可能性があるとの懸念が高まった。
公聴会中、ギャバード氏は、数千件もの機密文書を漏洩した後ロシアに亡命を求めた元国家安全保障局(NSA)契約職員エドワード・スノーデン氏を擁護した件についても、両党から厳しい質問を受けた。スノーデン氏を「裏切り者」と呼ぶことを拒否したため、一部の上院議員は憤慨した。
過去、国家情報長官は諜報分野のベテランが務めるのが通例で、超党派の幅広い支持を得て就任した。
カオフォン(CNA、CNN、NYTによる)
[広告2]
出典: https://www.congluan.vn/ba-tulsi-gabbard-duoc-phe-chuan-lam-giam-doc-tinh-bao-quoc-gia-my-post334325.html
コメント (0)