最近、トヨタのスタートアップ企業が空飛ぶクルマを使った国内初の飛行に成功した。
トヨタは早ければ2025年にも中東などで空飛ぶ車の商用運用を開始することを目指している。大阪・関西博覧会ではデモ飛行も予定している。
トヨタの空飛ぶクルマのモデルは最大5人まで乗車可能。 |
日本での初飛行は、スタートアップ企業Joby Aviation社が10月下旬に静岡県裾野市のトヨタ東富士研究所で実施した。11月2日には、同研究所で報道陣に空飛ぶクルマの試作機が披露された。
空飛ぶクルマは全長約6メートル、幅約12メートルで、乗員と乗客を含め最大5人を乗せることができます。高度500メートルでの飛行中、騒音レベルは45デシベルと報告されており、これは通常の自動車(70デシベル)や人間の会話(60デシベル)よりも静かです。
同社はまた、商業用の空飛ぶ車を運行できるようにするために、米国、日本、ヨーロッパなどの航空当局から必要なライセンスを取得する手続きを進めている。
トヨタの航空分野への関心は、創業者の豊田喜一郎がヘリコプターの試作機を製作した1943年に遡ります。これまでに、トヨタはジョビーに約9億ドル(約1300億円)を投資し、数十人の幹部とエンジニアを派遣して支援してきました。
11月2日の発表会で、トヨタの豊田章男社長は空飛ぶクルマに使われているプロペラを手に取り、 「この技術により、東京都心から東富士までわずか25分で移動できるようになり、日常生活が変わります」と宣言した。
[広告2]
ソース
コメント (0)