「 カマウってすごく遠いって聞いたんだけど」と、旅行好きの私でも躊躇してしまいました。ところが先週末、女性たちに誘われて「カマウに行こうよ。西洋の人はカマウがこんなに田舎っぽいなんて知らないから」と誘われたんです。腹が立って、すぐにうなずいてしまいました!
カマウと言えば、私のような食通は、広大なマングローブ林に覆われたこの地の名物料理をすぐに思い浮かべます。スパイシーなカレーライスヌードル、カニ、ライギョ、干しエビ、三枚貝、シダ、トビハゼ…カマウではないものの、これらの料理はどれも食べたことがあります。特にトビハゼは、まだ食べたことがないのですが、グルメな人たちが絶賛しているのを聞いていたので、とても興味があります。
この魚はホシハゼに似ていますが、皮膚がざらざらしていて、頭頂部に大きく突き出た二つの目があります。水面を這い、地面を素早く這い、二本の腕のような二本のヒレのおかげで木に登ることさえできます。カマウのレストランでは、このハゼを使った鍋料理、胡椒で煮込んだ料理、ミックスサラダ、塩と唐辛子で焼いた料理などが提供されています。
午前6時にホーチミン市を出発したバスは、マザー・ナムハイ教会やファーザー・ディエップ教会といった聖地に立ち寄り、シスターたちが祈りを捧げました。辺りが暗くなりかけた頃、カマウ市に到着しました。その時、皆のお腹は「エネルギー」を求めて鳴り響いていました。
海鮮料理店に行き、最初に注文したのは塩と唐辛子で味付けしたムツゴロウの焼き物でした。一緒に行った女性たちは、舌を突き出す人もいれば、首を横に振って「ムツゴロウなんてまずい!」と言う人もいました。店主は熱心にこう言いました。「なんてこった、カマウに来てムツゴロウの塩と唐辛子焼きを食べないなんて、もったいない!この料理はとっても簡単。魚をきれいに洗い、塩と唐辛子をまぶして焼き、皮が黄金色になって香ばしくなったらひっくり返して、最後にネギ油を塗って風味をアップさせるだけ。だからお客さんに大人気なのよ。やみつきになる味よ、ぜひ試してみて!」。店主の熱意に、皆が賛成しました。
あっという間に、塩と唐辛子で味付けされた焼き魚が運ばれてきました。こんがりと香ばしく、緑の野菜が添えられ、見た目も鮮やかです。見た目に対する嫌な気持ちはすっかり吹き飛びました。皆、箸で魚を一切れほぐし、ニンニクと唐辛子が入った魚醤につけて口に入れ、思わず感嘆の声を上げました。魚の身は引き締まっていて甘みがあり、香ばしく、パサパサして生臭さもありません。唐辛子入りの魚醤の甘酸っぱさと混ざり合い、歯ごたえのある美味しさでした。
塩と唐辛子で焼いたトビハゼは、おそらくこの国の果ての地への自然からの贈り物であり、「長距離が怖い」という食事客を奮い立たせるのでしょう!
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出典: https://nld.com.vn/diem-den-hap-dan/thoi-loi-nuong-muoi-ot-20201203214932702.htm
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