ケニア現世界マラソン記録保持者ケルビン・キプタムの葬儀が、国民的英雄として2月24日に執り行われる。
キプタムさんは、ケニア西部のランニングの聖地、エルドレット近郊のチェプサモにある家族の自宅に埋葬される予定だ。
「キプトゥム選手の家族や政府と協議した結果、葬儀を2月24日に行うことにした」と、ケニア陸上競技連盟のバーナバス・コリル理事は2月14日、不運なランナーの家族を訪問した後、 AFPの取材に答えた。
コリル氏は、葬儀にはケニアのウィリアム・ルート大統領や世界陸上競技連盟のセブ・コー会長を含む数人の高官が参列する予定だと述べた。
ケルビン・キプタムは2023年10月8日、2023年シカゴマラソンでの勝利を祝って走る。写真: AFP
2月14日、ケニア政府は、現世界マラソン記録保持者であるキプトゥム選手の葬儀を執り行う国民的英雄キプトゥム氏の遺族を支援すると発表した。発表では、「キプトゥム選手は数々の記録を破り、世界中の何百万人もの人々にインスピレーションを与えたスポーツスターでした。彼は歴史上、マラソンを2時間1分以内で走った唯一の人物です」と述べられている。
アスレティックス・ケニアは、キプトゥム選手の葬儀と栄誉を優先するため、2月16日〜17日に予定されていたアフリカ競技大会予選を延期すると発表した。
キプトゥム選手とコーチのジェルヴェ・ハキジマナさんは、2月11日午後11時頃、ナイロビ時間で、エルゲヨ・マラクウェト・ラビン道路沿いのカプタガット地区で起きた事故で死亡した。地元警察によると、キプトゥム選手は車の制御を失い、道路から外れて約60メートル先の溝に転落し、その後大きな木に衝突したという。
キプトゥム選手以前にも、ケニアのトップアスリートたちが交通事故に巻き込まれ、命を落としています。そのため、ケニアの議員たちは政府とスポーツ省に対し、国内のスポーツ界の才能ある選手たちを支援し、保護するよう求めています。また、キプトゥム選手のような悲劇を防ぐため、道路利用者には法令を遵守し、安全な道路利用を心がけるよう呼びかけています。
ホン・デュイ
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