国を守り、建設するために闘ってきた歴史の中で、 クアンニン青年義勇軍は消えることのない足跡を残してきました。苦難に満ちた抗戦の初期から革新と統合の時代に至るまで、省内の青年義勇軍の世代を超えて、衝撃と献身の精神は、常に不滅の炎として守り続けられ、幾世代にもわたって受け継がれてきました。
1950年7月15日、 タイグエン省ダイトゥ郡で、ベトナム青年義勇軍の前身となる中央青年義勇隊が結成されました。この重要な出来事をきっかけに、全国から数万人の若者が若々しい情熱と燃えるような愛国心をもって、熱烈に抵抗戦争に志願し、民族解放のために多くの重要な任務を担いました。
クアンニン省では、1967年7月15日に最初の青年義勇軍部隊(コードネームN78)が設立され、トランルオン(ドンチュウ市)からクアンラ(ハロン市)までの80キロメートルの戦略ルートを開拓し、国道18B号線を国境まで繋ぐという任務を担いました。戦時中、青年義勇軍は危険を恐れることなく、昼夜を問わず道路建設、要塞の建設、橋梁の修復、武器の積み下ろし、物資の輸送に従事し、祖国を守るための抗米戦争に重要な貢献を果たしました。
1978年から1979年にかけて、クアンニン省は祖国北東部国境を守る最前線となりました。ハイフン省ハイフォン市(現ハイズオン省およびフンイエン省)から3万3000人以上の青年義勇兵が増員され、クアンニン青年義勇兵と共に生産・戦闘任務に従事しました。スアンク森林農場、ハイホア農場、クアットドン灌漑建設会社(ハイニン県、現モンカイ市)の自衛部隊は数々の功績を収め、ホーチミン時代の青年たちの不屈の精神、勇気、そして祖国への犠牲の精神を明確に示したのです。
平和が回復すると、元青年義勇隊員たちは日常生活に戻りましたが、それでもなお、情熱の炎は燃え盛っていました。彼らは生産と事業における困難を乗り越え、自ら、家族、そして社会を豊かにするために、たゆまぬ努力を続けました。彼らの多くは優秀な農民、精力的な実業家となり、地域経済と社会の発展を牽引しました。青年義勇隊員の名を冠したこの大きな学校は、彼らを責任ある市民へと育て上げ、強い意志と友情に満ちた市民へと育て上げました。
全国の青年義勇軍の正当な志願、そして党と国家の政策・体制の解決における要求に応えるため、2004年12月19日、ベトナム元青年義勇協会が設立されました。クアンニン省でも2007年に元青年義勇協会が設立され、現在では12の地区協会と94の社町支部で2,000人以上の会員が活動しています。「元青年義勇がいるところに協会がある。協会があるところに愛国的な模範運動がある」というスローガンを掲げ、クアンニン省元青年義勇協会はまさに共通の家となり、省内各地で青年義勇の精神を現代の世代に伝え、共有し、広める場となっています。
特に昨年、クアンニン退役軍人協会は「同志のために退役軍人、善行を重ねる」と「退役軍人、善行を行う」という二つの大きな運動を効果的に展開し続けました。困窮している会員への訪問支援、貯金通帳や健康保険証の贈呈、感謝の家建設への動員など、様々な活動が定期的に行われ、「同志」活動の累計資金は11億ドンを超えました。また、殉職者や戦傷病者の確認、毒性化学物質に感染した退役軍人とその子供たちへの政策決定など、各機関への助言、提案、調整も積極的に行い、会員の正当な権利の保護に貢献しました。
青年義勇団の精神は、今日もクアンニン省の若者たちに受け継がれ、力強く推進されています。「青年は党のために」という運動は、数千人の若者を惹きつけ、積極的に学び、創造的に活動し、あらゆる分野でリーダーシップを発揮し、手を携えて新しい農村と文明都市を築き上げています。多くの優秀な若者が輝きを放ち、過去の青年義勇団の輝かしい伝統を受け継ぐ次世代にふさわしい人材となっています。
クアンニン省退役軍人協会のヴー・スアン・フー会長は、「私たちは人々にインスピレーションを与えるだけでなく、精神的な支えであり、活力ある若者の生き証人でもあります。クアンニン省退役軍人協会は、省内のすべての退役軍人が絆を深め、共有し、良き伝統的価値観を守り、広めていくための共通の拠点であり続けます」と述べました。
戦時と平時における形成と発展の年月を経て、全国の青年義勇軍、特にクアンニン省の青年義勇軍は、いかなる時においても愛国心、勇気、そして困難を乗り越える意志の美しい象徴であることを証明してきました。その精神と信念は、祖国と国家の建設という道のりにおいて、今日の若い世代が輝かしい歴史の1ページを刻み続けるための、永遠の灯火となるでしょう。
ホアイ・ミン
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