スペニームーア近郊の農家のペットのコーンスネークが、長期間寒さの中に放置されカラスに襲われながらも奇跡的に生き延びた。
スペニームーアのガレージの屋根を這うコーンスネーク。写真: RSPCA
英国王立動物虐待防止協会(RSPCA)は、イングランド・ダラム州スペニームーアのガレージの屋根の上をコーンスネークが滑っているという通報を受け、同動物を救助したとBBCが3月28日に報じた。RSPCAの専門家ジョン・ローソン氏によると、体長90センチのこのヘビはカラスに捕まったが、獲物が手の届かないところにいたことに気づき、落とされたという。
近隣住民が、約1年間行方不明だったペットのアグナスだと確認し、再会を喜んでいました。ローソンさんは、アグナスが長い間体温調節ができず、カラスにも襲われていたにもかかわらず、これほど長く生き延びていたことに驚きました。ヘビは自分で体温を生成できないため、体温維持のために周囲の環境に頼っているとローソンさんは言います。
アグナスは獣医に連れて行かれ、寒い屋外で過ごしたことで生じた呼吸器感染症の治療を受けた後、飼い主と再会しました。「獣医は、アグナスが冬眠に似た、生き残るために体の動きを停止させる「冬眠状態」に入ったと考えています」とローソン氏は説明しました。
RSPCAによると、ヘビは優れた「脱走の名人」であり、ケージの扉が開いたり蓋が緩んだりしている場所を利用して脱走することがあるそうです。同団体は、ヘビの飼育者に対し、ケージを常に安全な状態に保ち、必要に応じて施錠するよう強く勧めています。
コーンスネーク( Pantherophis guttatus )は無毒で、人間にとって脅威とは考えられていません。体長は約61~182cmで、細身で、通常はオレンジ色または黄褐色をしており、背中には黒い縁取りの大きな赤い斑点があります。コーンスネークは北米原産です。主に小型のげっ歯類や鳥類を餌としています。人間の飼育下では最長23年生きますが、野生下ではそれよりも短い寿命です。
トゥー・タオ( BBCによると)
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