「ロシア兵士たちの勇気と英雄的行為、そしてロシアへのいかなる侵略も撃退する司令官たちの準備のおかげで、敵に勝ち目はないと私は信じている。彼らもそれを理解しており、だからこそ足踏みしているのだ」とプーチン大統領は軍事大学の卒業生との会合で述べた。
ロシアのウラジーミル・プーチン大統領。写真:TASS
ロシア大統領によれば、「砲撃や偵察といった個別の戦闘行為は行われている。しかし、繰り返すが、現時点で大規模な攻撃は行われていない」とのことだ。しかし、プーチン大統領は依然として「今日現在、敵の攻撃力はまだ尽きていないと見ている」と指摘した。
プーチン大統領は、破壊された西側諸国の車両について、その数は増加し続けていると強調した。「昨夜時点で、戦車245両と様々な種類の装甲車678台が破壊された。もちろん、レオパルド、フランス製の装輪装甲車、アメリカ製の装甲車など、あらゆるものが含まれている。かなり燃えた」とプーチン大統領は述べた。
プーチン大統領は会談の中で、ロシアの次世代大陸間弾道ミサイル「サルマト」が間もなく実戦配備されると付け加えた。「ここで最も重要な課題は、ロシアの軍事的安全保障と世界の安定を担保する主要な要素である核の三本柱を開発することだ」と大統領は述べた。
セルゲイ・ショイグ国防相は、クレムリンの聖ジョージホールに集まった卒業生らに対し、「西側諸国の集団」がロシアに対して「本物の戦争」を仕掛けていると語った。
ウクライナ側では、ウォロディミル・ゼレンスキー大統領も水曜日、ロシアが支配する領土を奪還するためのウクライナの反撃の進展が「期待よりも遅い」と認めたが、キエフは攻撃を加速させるよう圧力をかけられることはないだろうと述べた。
ウクライナは領土奪還のための反攻作戦において、西側諸国から多くの近代兵器による支援を受けている。写真:ロイター
「これはハリウッド映画だと思って、すぐに結果を期待する人もいる。でも、そんなことはない」と彼はBBCに語った。「危機に瀕しているのは人々の命だ」
ウクライナは、待望の反撃でこれまでに8つの村を奪還したと発表しており、これは7か月ぶりの戦場での大きな成果である。
しかし、アナリストらは、ウクライナ軍は今のところロシアとの紛争の主戦線に到達できていないと指摘している。キエフは反撃にあたり、それぞれ数千人の兵士を擁する12個旅団を展開したとみられる。
ブイ・フイ(TASS、ロイター通信による)
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