ドナルド・トランプ米大統領は、米国とカナダの国境を定める条約を認めないと発表し、協定の再交渉の意向を表明した。
3月7日付のニューヨーク・タイムズ紙によると、トランプ大統領はカナダのジャスティン・トルドー首相との会談の中で、米国とカナダの国境を定めた条約は有効ではないと述べた。この条約は1908年に調印され、カナダと米国間の国際国境を定めたものだ。
カナダのジャスティン・トルドー首相とアメリカのドナルド・トランプ大統領(右)
トランプ大統領は国境協定の再交渉に意欲を示しているものの、詳細な説明はしていない。また、両国間の湖沼や河川の共同利用に関する協定の見直しも示唆している。トランプ大統領は以前からこの問題に関心を示してきた。
トランプ大統領の発言はカナダ当局を警戒させている。特にトランプ大統領は最近、経済力を用いてカナダをアメリカ合衆国の51番目の州にする可能性を示唆していたためだ。しかしながら、トランプ大統領はカナダ併合の可能性について、武力行使は選択肢として考えていないと主張している。
トランプ大統領はレソトについて誰も聞いたことがないと述べ、レソトは「侮辱された」としている
米国とカナダは最近、貿易戦争を激化させています。3月4日、トランプ大統領はメキシコとカナダからの輸入品に新たに25%の関税を課すと発表しました。この関税措置の理由として、トランプ大統領は、カナダによる米国への不法移民とフェンタニルの流入制限の取り組みは不十分だと主張しました。
ロイター通信によると、トランプ大統領は3月7日、カナダの乳製品と木材に対する関税を「極めて高い」と批判し、政権はカナダ製品にも近いうちに同様の関税を課す可能性が高いと述べた。しかし、トランプ大統領はワシントンのメーカーの要請を受け、カナダ、米国、メキシコにまたがる自動車産業に対しては1か月間の適用除外を認めた。
一方、カナダ当局は3月7日、米国製品に対する当初の報復関税を維持すると明言した。AFP通信によると、この揺るぎない姿勢は、両国間の継続的な貿易摩擦と、カナダが米国への依存度を低減する決意を反映している。
[広告2]
出典: https://thanhnien.vn/ong-trump-muon-dam-phan-lai-bien-gioi-my-canada-18525030810571767.htm
コメント (0)