ガザの保健当局とジャーナリスト協会によると、ワエル・ダフドゥー氏の息子でジャーナリストでもあるハムザ・アル・ダフドゥー氏は、同僚のムスタファ・トゥラヤ氏とともに、南ガザのラファ近郊でイスラエル軍の空爆により車両が死亡している。
アルジャジーラの記者ワエル・ダフドゥー氏(中央)が、ガザでの戦闘で亡くなった記者の息子を埋葬する。写真:ロイター
アルジャジーラ傘下のYouTubeチャンネルに投稿された動画には、ジャーナリストのワエル・ダフドゥー氏が息子の遺体の傍らに座り、涙を流す様子が映っている。息子を埋葬した後、彼はテレビ演説で、ガザのジャーナリストたちはこれからも仕事を続けると述べた。
「ここで何が起きているのか、全世界に知ってもらう必要がある」と彼は言った。「ハムザは私にとって全てだ…彼は私の魂の魂だ…これは別れと喪失の涙だ」
ワエル・ダフドゥー(53歳)は、アルジャジーラの著名なジャーナリストで、この地域の何百万人ものアラビア語圏の視聴者に向けて、今回の戦争や過去の衝突を報道してきた。彼はテレビではほとんど常に青いヘルメットと防弾チョッキを着用している。
ジャーナリストのワエル・ダフドゥー氏が1月8日のアルジャジーラ放送で生中継をレポートする。写真:AJ
今週中東歴訪中のアントニー・ブリンケン米国務長官は、この悲劇的な事件に対し「深く深くお悔やみ申し上げます」と述べた。ジャーナリストのワエル・ダフドゥー氏も、ガザでの戦闘で妻と2人の子供、そして孫1人を失った。
ダドゥー氏が放送に復帰すると、複数のジャーナリストがソーシャルメディアで彼の勇気を称賛した。「ワエル・ダドゥー氏が放送に復帰した。この人物を言葉で表現することはできない」と、トンプソン・ロイターの副編集長バリー・マローン氏は綴った。
アルジャジーラはこれに先立ち、アル=ダフドゥーフ氏とトゥラーヤ氏の息子の殺害を、意図的な攻撃だと非難していた。同ニュースネットワークは声明で、「国際刑事裁判所、各国政府、人権団体、そして国連に対し、イスラエルに責任を負わせるよう求める…」と述べた。
マイ・アン(アルジャジーラ、ロイター通信による)
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