Pizza 4P's、ファミリーマート、パークハイアット、エルガウチョなどの顧客に食品を提供するスタートアップKamereoは、設立6年を経て、約1,500万ドルを調達しました。今回の資金調達ラウンドには、住友商事、SMBCベンチャーキャピタル、三菱UFJキャピタルなど、日本の多くの投資家と個人投資家が参加しています。Tuoi Tre Onlineの取材に対し、Kamereo CEOの田中拓氏は、1~2年前に投資家との関係を構築し、ベトナム市場や同社のビジネスモデルについて学ぶ十分な時間を与えたと述べています。彼らはベトナムに来て、チームと直接会い、業務を視察し、Kamereoの発展を目の当たりにしました。このシリーズBラウンドの前に、スタートアップKamereoは2023年10月にブリッジラウンドで210万ドルを調達しています。ベトナムの食品市場は約1,000億ドルの規模があり、年間成長率は5%以上と推定されています。しかし、卸売業者や農業協同組合がサプライチェーンを支配している日本や米国とは異なり、ベトナム市場は依然として小規模な民間流通業者に依存しています。カメレオCEOは、市場に明確なリーダーがいない現状において、業界をリードするチャンスがあると考えています。しかしながら、カメレオは依然として、資金調達、物流、事業運営、そして事業成長など、多くの課題に直面しています。
コメント (0)