ダナン市中心部から約150km(車で4時間以上)離れたチュリー村は、ラオス国境に近いクアンナム省タイザン郡の山岳地帯にある村落への玄関口です。住民の大部分はコートゥ族で、主な収入源は農業生産、作物、そして近年では薬草の開発です。チュリー村には、総世帯数390世帯のうち、202世帯が貧困世帯です。
最近、チュリーコミューン人民委員会において、ダナンホテル協会、ダナン料理文化協会、チュリーコミューン(タイジャン地区)農民協会の間で、持続可能な観光開発を目標に、地元住民の農産物と作物の消費に関する農産物の開発と消費を支援するプログラムが締結されました。
地元側では、チュイ村党委員会書記のレ・ホアン・リン氏が、このプログラムが地域社会の所得向上と生活向上に大きく貢献すると述べました。ホテル側では、ダナン国際リゾートコンプレックスのゼネラルディレクター、アンドレ・ピエール・ゲンチュ氏が、チュイ村産の野菜やクリーンな農産物を、プロの厨房チームの優れた手腕によって、お客様に提供される美味しい料理は、より意義深く、興味深い物語を帯びたものになると信じています。
クアンナム省タイザン県農業農村開発局長のトラン・ヴァン・タ氏は、「チュヒー村は豊富な労働力、温暖な気候、広大な耕作地を誇りますが、地域住民は依然として農業に関する知識と技術が不足しています。関係者全員の努力と大手食品供給業者の支援により、農業生産と収穫後の農産物の保存性が著しく向上し、清潔で安定した農業資源を構築し、食品安全衛生に関する規制を遵守し、特にチュヒー村、そしてタイザン県全体の農業を持続可能な形で発展させることができると期待しています」と述べました。
ダナンホテル協会のグエン・ドゥック・クイン会長によると、地元で安定的かつクリーンな農産物の供給源を確保することで、ホテルやレストランは原材料の輸入にかかる時間を短縮し、海外からの観光客に適した地元料理を積極的に開発できるようになるという。料理は文化的なストーリーと密接に結びついている必要があるため、地元の食材やスパイスを使ってダナン・クアンナム料理を観光客にアピールすることは、ホテルやレストランの料理体験を向上させるだけでなく、持続可能な地域社会の価値構築にも貢献する。ダナンには現在、2つ星から5つ星までのホテルが1,300軒あり、同様の協力体制は依然として大きな可能性を秘めている。
[広告2]
ソース
コメント (0)