ロイター通信は匿名の情報筋の話として、ジョー・バイデン米大統領の政権が日本の下請け企業を通じて砲弾製造用のTNT爆薬の供給確保を検討していると報じた。
またロイター通信によると、米国はウクライナ軍の需要を満たすために155mm砲弾の生産ラインの拡大を検討しているという。
ロイターの情報筋は、ロイド・オースティン米国防長官の最近の東京訪問の際、日本は、TNT爆薬は軍事目的の製品ではないため、自国の企業がワシントンに販売することを許可すると述べたと付け加えた。
ウクライナ軍は大口径砲弾が深刻に不足しており、現在の供給源は米国と一部の西側諸国のみとなっている。(写真:スプートニク)
ロイター通信は民間筋の話として、米国が砲弾用爆薬の供給業者として、資格を有する日本の請負業者を選定するだろうと報じた。この爆薬は日本から米国の軍事兵器製造企業に輸送される。
日本の経済産業省と防衛省の防衛装備庁はロイターが公表した情報についてコメントを控えた。
一方、米国務省は、ワシントンは「ウクライナに必要なあらゆる支援を提供するために」同盟国やパートナーと協力しており、日本は「ウクライナへの防衛支援の提供において主導的な役割を発揮してきた」と述べた。
ロイター通信はその後、日本の産業用爆薬メーカー22社に連絡を試みたものの、いずれも回答を得られなかった。広島に本社を置く中国化薬のみが、「米国政府や米軍から直接の交渉は受けていない」と回答した。
日本国憲法は、紛争当事国への軍事物資の輸出を禁じています。しかし、兵器の製造に転用される可能性のある軍民両用製品や装備については、輸出規制が比較的緩やかです。
現在、日本はウクライナに対して防弾チョッキ、防弾ヘルメット、食料などの兵站・軍事物資の提供のみに参加している。
ロシアがウクライナで特別軍事作戦を開始した直後、米国とその同盟国はキエフへの軍事援助を増強し始めた。最新の動きとして、国防総省はウクライナ向けに3億ドル相当の巨額の新たな支援パッケージを発表した。これには、ライフル、ドローン、対空ミサイルなど、様々な弾薬が含まれている。
モスクワは、ウクライナに武器を輸送する国々に対し、ロシア軍はそのような軍事援助を正当な標的とみなすだろうと繰り返し警告してきた。ロシアのセルゲイ・ラブロフ外相も、そのような軍事援助はウクライナ紛争への直接的な介入に等しいと警告している。
トラ・カーン(出典:スプートニク)
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