コソボ当局は、武装攻撃はセルビア国境付近の道路封鎖に接近していたパトロール隊を標的としたものだと述べた。AFP通信によると、コソボ警察は声明で、「警察部隊は封鎖が報告された地点に到着するとすぐに、様々な場所から手榴弾や肩撃ち式ミサイルなど、様々な武器で攻撃を受けた」と述べた。
コソボの指導者アルビン・クルティ氏は、フェイスブック上で警察への攻撃をテロ行為と表現した。ロイター通信によると、クルティ氏は「攻撃者はプロフェッショナルで、覆面を被り、重武装していた」と投稿した。
「ベオグラード当局からの 政治的、財政的、兵站的支援を受けた組織犯罪が我々の領土を攻撃している」とクルティ氏は書いた。
セルビアの反応についてはまだ情報はない。
コソボでは5月に衝突が発生し、北コソボで90人以上のNATO 平和維持軍と約50人のセルビア人抗議者が負傷して以来、緊張が高まっている。
NATO平和維持部隊がヤリニェ(コソボ)にあるコソボとセルビアの国境検問所付近の地域を巡回している。
コソボの人口の90%以上をアルバニア人が占めている一方、コソボ北部ではセルビア人が大多数を占めており、同地域ではセルビア人が多数を占める自治体連合を設立する計画がある。
EUが主導するコソボとセルビアの関係正常化協議は先週行き詰まり、EUのジョセップ・ボレル外務・安全保障政策上級代表は、セルビア人が多数を占める自治体にさらなる自治権を与えるための連合を設立できなかったとしてクルティ氏を非難したとロイター通信が報じた。
コソボは2008年にセルビアからの独立を宣言したが、ベオグラードはこれを認めていない。AFP通信によると、コソボには依然として約12万人の大規模なセルビア人コミュニティが存在し、主に北部に集中している。
ロイター通信によると、コソボは20年以上にわたり、コソボの独立を支持する西側諸国と、国連を含む国際機関へのコソボの加盟を阻止しようとするセルビアを支持するロシアとの間で緊張の原因となってきた。
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