7月15日午後5時(英国時間)にヒースロー空港(英国)を出発しホーチミン市へ向かったベトナム航空VN50便は、乗客救助のため、7時間17分の飛行の後、ドバイ空港(アラブ首長国連邦)に緊急着陸を余儀なくされた。
具体的には、19C席に座っていた乗客VAさん(36歳、フランス国籍)が健康上の問題を抱えていることを発見し、乗務員は機内でボランティア医師の応援を呼び、緊急手術を行ったが、乗客の健康状態は改善しなかった。
乗務員は直ちに機内通信システムを通じてベトナム航空のオペレーションセンターに直接連絡・連絡を取り、7月16日午前8時55分(アラブ首長国連邦時間)に最寄りのドバイ空港に着陸し、緊急治療を提供し、乗客VAの健康と安全を確保することを決定した。
ベトナム航空VN50便は乗客救出のためドバイ空港に緊急着陸しなければならなかった。
ドバイ空港は定期便の到着地ではないため、ベトナム航空は現地に担当者を配置していません。乗客とそのご家族のビザ申請や入国手続きを迅速に支援するため、ベトナム航空はドバイ空港の地上部門および医療部門と連絡を取り、緊密に連携しました。これにより、乗客とそのご家族をドバイの病院に緊急搬送し、受け入れを行いました。
現在、当該乗客の健康状態は安定しており、病院とご家族によるケアを受けています。航空会社の担当者は現在、定期的に連絡を取り、健康状態の確認と必要に応じてサポートを継続しています。
乗客が救急室に搬送された後、VN50便は給油を受け、当初の予定通りホーチミン市への旅を続けるために離陸しました。同便は定刻より5時間13分遅れで、午後5時43分にタンソンニャット空港に無事着陸しました。
ベトナム航空が乗客の健康状態を理由にフライトスケジュールの変更を決定したのは今回が初めてではないことが分かっています。同航空はこれまでにも、乗客に深刻な健康上の問題があり、迅速な支援が必要な場合、フライトを延期したり、緊急着陸をしたりしたことが何度もありました。
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