6月25日、イスラエルのテルアビブがモスクワと緊密に協力することを選択したことに対するイスラエル駐在ウクライナ大使館からの苦情に応えて、イスラエルのエリ・コーエン外相は、同国は常にウクライナの側に立つと宣言した。
イスラエルのエリ・コーエン外相は、同国はウクライナ紛争において常に支援を提供してきたと述べた。(出典:トリビューン) |
6月25日、コーエン外相はウクライナ軍ラジオで「ウクライナの 主権と(領土の)一体性を支持すると表明した」と述べた。
コーエン氏はまた、テルアビブが国連でキエフに賛成票を投じたと述べた。両陣営の兵士が会談し、イスラエルはウクライナに人道支援も提供した。
同日早く、イスラエル駐在のウクライナ大使館は、テルアビブはキエフを支持するのではなく、ロシアとのより緊密な関係を築く道を選んだと断言した。
具体的には、イスラエルのウクライナ大使館は次のように述べた。「これは、2023年前半に起きた一連の物議を醸す出来事と、テルアビブによるキエフへの人道支援がほぼ完全に欠如していることによって証明されている。」
上記の主張を裏付けるように、ウクライナ大使館は6月25日に出した声明で、今年のいくつかの出来事に言及し、2023年2月のイスラエル外相のウクライナ訪問は「無意味」だったとコメントした。
声明ではイスラエルのベンヤミン・ネタニヤフ首相へのインタビューについても言及されている。
特にネタニヤフ首相は、武器がイランの手に渡り、イスラエルに対して使用されることを懸念し、安全保障上の理由からテルアビブはキエフに武器を提供しないと繰り返し明言している。
ウクライナ外交官によれば、現在の紛争に直面して、イスラエル指導部は中立の立場を「隠れ」つつ、ロシアとの関係を積極的に育んでいるという。
ウクライナは2022年初頭からイスラエルに対し、防空システムを含む武器の提供を繰り返し要請してきたが、同国はキエフの要求を全て繰り返し拒否してきた。
イスラエル政府は、国家安全保障上の利益のため、テルアビブは人道支援や非殺傷性兵器など、可能な限りキエフを支援するだけだと述べた。
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