11月23日、ギャネンドラ前国王を支持する抗議活動に数万人のネパール人が参加した。AP通信によると、抗議活動はカトマンズ郊外で行われ、参加者たちはバリケードを撤去してネパールの首都中心部へ向かおうとした。
11月23日、ネパールのカトマンズで抗議者と警察が衝突した。
2006年、数週間にわたる抗議活動により、当時のギャネンドラ国王は退位に追い込まれた。2年後、新たに選出された議会は、239年続いた王政を廃止し、大統領を国家元首とするネパール共和国を宣言する投票を行った。
それ以来、ギャネンドラ氏は権力も保護も受けず、一般市民として暮らしてきた。一部の国民は依然として彼を支持し続けているものの、権力に復帰する可能性は極めて低いと見られている。
機動隊は群衆を解散させるために催涙ガスを発射した。
前国王の支持者たちは、王政復古を求めて全国からカトマンズに集結している。抗議者たちは現政権の腐敗と失政を批判し、非難している。また、ネパールがかつてのヒンドゥー教国家に戻ることを要求している。ネパールは2007年に世俗国家と宣言された。
機動隊は竹の棒、催涙ガス、放水砲など様々な武器を用いて抗議者を解散させた。双方に負傷者が出たと報告されている。当局はデモに先立ち、市内の主要地域での抗議活動を禁止した。
機動隊は催涙ガスと放水砲を使用して、抗議者たちが反撃して石を投げるのを阻止した。
「警察は混乱した抗議デモの群衆を制御しようとしていただけだ」とカトマンズのジテンドラ・バスネット知事はロイター通信に語り、投石したデモ参加者によって警官数名が負傷したと述べた。
抗議運動のコーディネーターであるドゥルガ・プラサイ氏は要求を強調し、デモを継続すると誓い、11月24日にカトマンズでゼネストを行うよう呼びかけた。同氏は衝突で約10人のデモ参加者が負傷し、うち2人が重体だと述べた。
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