6月にはEU加盟国が新たな欧州議会を選出し、域内全域の政策や法律を可決する予定だが、議員らはオンラインでの誤情報の拡散が有権者に影響を与える可能性を懸念している。
Googleのロゴ。写真:ロイター
今週施行される欧州のデジタルサービス法は、主要なオンラインプラットフォームや検索エンジンに対し、違法コンテンツや公共の安全に対するリスクへの対策を強化することを義務付ける。
グーグル社内のジグソー部門は3月からソーシャルメディアへの脅威への対策に取り組み、ベルギー、フランス、ドイツ、イタリア、ポーランドのEU5カ国でTikTokやYouTubeなどのプラットフォーム上で一連のアニメーション広告を展開する。
ジグソーは、同社がドイツと中央ヨーロッパでテストした過去のキャンペーンを基に、この新しいプロジェクトはEU内で最も多くの有権者を抱える国の国民に働きかける機会になると語った。
YouTube 広告の視聴者は、誤情報についてすでに知っていることを評価するために作成された、短い多肢選択式のアンケートに答えるよう求められる。
ジグソーの調査責任者、ベス・ゴールドバーグ氏は、ファクトチェックなど誤情報を抑制する他の措置は、情報がすでに広まった後に導入されるため、分極化を助長する可能性があると述べた。
Googleによると、Jigsawの広告はEUの公用語24言語すべてに翻訳される予定だ。アンケート回答やリーチを含むキャンペーンの結果は、2024年夏に発表される予定だ。
先月、欧州連合対外行動局(EEAS)の調査により、ロシアとウクライナの紛争などに関するものを含め、外国勢力が意図的に拡散した偽情報750件が発見された。
マイ・アン(ロイター通信による)
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