ベトナム日本文化交流センターは、 ダナン美術館と共同で、5月30日から6月20日まで「日本の人形」展を開催します。
「日本人形」展は、日本とベトナムが日本・ベトナム外交関係樹立50周年(1973年9月21日~2023年9月21日)を祝うために様々な活動を行っている中で開催され、ベトナムの人々に日本文化の美しさを伝えることに貢献することを目指しています。
人形は古来より日本人の日常生活に欠かせないものであり、何世紀にもわたって受け継がれてきた文化的慣習、願望、宗教的信仰を反映しています。
日本の人形は、技法や素材、テーマや形状によってさまざまな系統に分かれています。
日本人にとって、人形は単なる装飾品ではなく、持ち主の感情を表現する親友でもあります。そのため、伝統的な日本の人形の多くは、人形職人の創意工夫を物語る、豊かな表情や仕草を備えています。
この展覧会では、日本で直接作られた伝統的な人形と現代的な人形約70体が、「人型人形」と「こけし」の2つのエリアに展示されています。
展示エリア1では、日常生活からドラマまでさまざまな場面を描いた、子どもから大人までさまざまな人物を描いた美しい人形32体を鑑賞できます。
全ての人形は、長年にわたり、多くの職人の才能ある手によって、それぞれの工程を担いながら、丹念に作り上げられています。そのため、これらの人形は高い芸術的価値を持ち、特別な機会の贈り物として贈られることも多いのです。
展示の2つ目のエリアでは、津軽こけし会館が提供したユニークなこけしを鑑賞することができます。
こけしは19世紀に日本の東北地方で生まれ、その地域の温泉街の子供たちへのお土産としてよく売られていました。
各町では、それぞれ独自の模様と技法を用いた独自のこけしを生産しています。12のこけしの系統を様々なサイズで詳細に比較展示するほか、ベトナム文化に着想を得た5つのこけしを含む現代こけしも展示します。
展示会では、来場者は伝統的な浴衣を試着したり、日本の折り紙を折る練習をしたり、とてもかわいい紙人形をもらったりすることもできます。
これらの豊かな日本人形作品を体験することで、観客は日本の文化の奥深さや多様性を理解し、創造性をより深く理解することができます。
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