ロンドン金属取引所(LME)の3カ月物銅は、前日の1.1%上昇後、0.8%下落して1トン当たり1万7ドルとなった。
「世界で起こっている様々な出来事のせいで、市場には多少の不安が広がっている」と、アマルガメイテッド・メタル・トレーディングの調査ディレクター、ダン・スミス氏は述べた。「しかし、これは一時的なものに過ぎないと思う。今後2~3ヶ月は投資家心理が優勢になるだろう」
金属の主要消費国である中国はここ数週間、金利や住宅ローン金利の引き下げ、銀行への流動性供給、住宅購入規制の緩和など、経済成長を後押しする措置を講じてきた。しかし、他国は中国への影響についてより慎重な見方を示している。
「銅に対する短期的な政策刺激効果はほぼ終了した。中国では9月に初めて株式買いが見られた」と、証券会社BANDSファイナンシャルのアナリスト、マット・フアン氏は述べた。
同氏は、上海先物取引所が追跡している倉庫の銅在庫が今週増加したことに言及していた。これは7月1日からの週以来のことだ。
健全な供給のもう一つの兆候は、LME現物契約が3ヶ月物契約に対して1トン当たり141.16ドルの値引きとなっていることだ。これは7月17日以来最大の値引きだ。
中国市場は1週間の休暇のため休場だったため、取引量は少なかった。
LMEアルミニウム先物価格は0.4%下落し、1トン当たり2,668.50ドルとなった。これは、取引開始前に付けた4カ月ぶりの高値2,694ドルから下落した。LMEは、アルミニウム市場の需給逼迫状況を注視していると述べた。
その他の金属では、ロンドン金属取引所のニッケルが0.7%上昇して1トン当たり18,275ドル、亜鉛が0.1%下落して3,169.50ドル、鉛が0.4%下落して2,143ドル、錫が0.2%下落して33,835ドルとなった。
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出典: https://kinhtedothi.vn/gia-kim-loai-dong-ngay-4-10-giam-do-dong-usd-manh.html
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