SF-25は無効な設計であるという疑いが引き続きかけられていた。 |
レース後、ラッセルは率直にこう語った。「彼(ルクレール)のマシンが異常に遅いのを見て、何かがおかしいと分かりました。フェラーリは路面に張り付いていました。それを補うためにタイヤの空気圧を上げなければならなかったに違いありません」。この英国人は、フェラーリがストレートでエンジンを使って速度を落としていたというテクニカルデータの不合理な点をためらうことなく指摘した。ストレートはフロアに最も圧力がかかり、摩耗しやすい場所であるにもかかわらずだ。
ラッセルは謎めいた発言で締めくくった。「ルクレールは自分の車がルールに違反しているとは言わないだろうが、我々が観察したものはそうではないことを示している。」
ラッセルの非難は、3月のフェラーリの中国GPでの不快な記憶をたちまち蘇らせた。当時、両ドライバーは公式記録から失格となった。ルイス・ハミルトン(今シーズンフェラーリでレースに参戦)のマシンはフロアが著しく摩耗し、ルクレールのマシンは重量不足に見舞われた。
ハンガリーでは、ルクレール自身の無線での発言も波紋を呼んだ。「運転なんて不可能だ。全く競争力がない」と彼は不満を漏らし、順位を落とした。ポールポジションを獲得したにもかかわらず、ルクレールは40周を過ぎた頃にマクラーレンの両ドライバーにあっという間に追い抜かれ、最後にラッセルに追いつかれた。主な原因はフェラーリのピットストップ戦略のまずさであり、スクーデリアの技術力に再び疑問が投げかけられた。
FIAは違反疑惑について公式発表を行っていないが、もし発覚すれば、フェラーリは大きな衝撃を受ける可能性がある。特に、チームは2025年シーズンの救済策としてサスペンションのアップグレードに賭けている。マラネロのチームが早急に根本原因を是正しなければ、この危機はハンガリーGPに留まらず、来シーズンまで続く可能性がある。
出典: https://znews.vn/ferrari-bi-nghi-ngo-lach-luat-post1574298.html
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