2024年全豪オープン準々決勝前の対戦成績で、アレクサンダー・ズベレフはカルロス・アルカラスに4勝3敗とリードしている。ズベレフは直近では2023年のATPファイナルズでアルカラスに勝利している。こうした確固たる基盤が、ズベレフが第2シードのアルカラスと対戦する際の自信につながっている。
ズベレフはアルカラスとの対戦8試合中5試合に勝利した(写真:ゲッティ)。
アルカラスは試合序盤に失速し、ストレート負けで試合開始。その後、リターンゲームで相手を苦しめることはできなかった。アルカラスは第6ゲームで再びブレークを許したが、ズベレフは4ゲームでわずか2ポイントしか落とさず、その好プレーで第1セットを6-1であっさりと勝利した。
第2セットの最初のゲームで好プレーを見せれば、アルカラスは試合のリズムに乗ることができると思われた。しかし、スペイン人選手は依然として不安定なプレーを見せ、3-2とリードした後、4ゲーム連続で失点し、ズベレフが6-3で勝利した。
アルカラスは、ズベレフのサーブゲームではほとんど苦戦を強いられた。第3セットでは、ズベレフは第4ゲームでブレークを果たし、3-1とリードを奪うと、すぐにブレークを奪った。第9ゲームでズベレフが勝利を決定づけると思われたが、アルカラスは予想外にブレークに成功した。
タイブレークに入ると、ズベレフは2-0と好調なスタートを切った。しかし、アルカラスはその後見事なプレーを見せ、連続でポイントを獲得。5ポイント連続でポイントを獲得し、7-2で勝利。スコアを1-2に縮め、巻き返しへの望みを繋いだ。
アルカラスは全豪オープン準々決勝で良いプレーができなかった(写真:ゲッティ)。
第4セット、ズベレフは早々にブレークを奪ったが、アルカラスは相手のブレークを阻止するため、すぐにブレークを要求した。両者は第9ゲームまで激しい攻防を繰り広げ、アルカラスはサーブを打つも、アンフォーストエラーでポイントを失い続けた。ズベレフは2度目のブレークを奪い、そのチャンスを生かして6-4で勝利し、3-1で勝利した。
試合後、ズベレフは第3セットを逃したことについてこう語った。「アルカラスのような選手を相手に6-1、6-3、5-2とリードしていると、勝つことばかり考えてしまう。人間ですからね。頭が働き始めると、必ずしも役に立つとは限りません。でも、ようやく勝てて嬉しいです。第4セットでもかなり良い戦いができて、諦めませんでした。」
敗退に落胆したアルカラスは試合後、「第4セットは良いプレーができた。もちろんベストコンディションではなかったが、良いプレーだった。チャンスを作ることができなかった。皆さんが見ていたように、プレーの仕方からサーブまで、私のパフォーマンスはかなり不安定だった」と語った。
メドベージェフ選手が2024年全豪オープン準々決勝で勝利を祝う(写真:ゲッティ)。
決勝戦のチケットを争うズベレフの相手はダニール・メドベージェフ。ロシアのメドベージェフはフベルト・フルカチュに7-6(4)、2-6、6-3、5-7、6-4で勝利した。
「試合が終わるたびにロッカールームで疲れ果ててしまうんです」とメドベージェフは試合後に語った。「その後は良いプレーができたので、1日休めば次の日は気分が良くなると思います」
「今のところ、まずは良いスタートを切ることが重要だ。それから勝つことを目指す。疲れていても、休養日があるので問題ない。」
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