米国の14州がドナルド・トランプ大統領と億万長者のイーロン・マスク氏を相手取り訴訟を起こし、マスク氏の支出削減策は違憲だと主張した。
2月13日のザ・ヒル紙によると、ニューメキシコ州を筆頭とする14州のグループは、イーロン・マスク氏の政府効率化局(DOGE)局長としての地位は上院の承認を受けていないため、米国憲法の任命条項に違反していると主張している。
「ペンを一振り、マウスをクリックするだけで政府の人員を削減し、省庁を解体できるマスク氏の無制限かつ抑制されない権力は、独立のために戦った誰にとっても衝撃的だろう」と訴状には記されている。
2月11日、億万長者のイーロン・マスク氏とドナルド・トランプ米大統領が大統領執務室に登場
訴訟を起こした州は、大統領以外のいかなる行政権も、選挙で選ばれておらず承認もされていない個人に広範な行政権が与えられておらず、これは国の憲法上の構造に反すると主張している。訴訟は、マスク氏とDOGEチームによる公的資金、政府契約、人事および規制事項、そしてデータシステムへのアクセスの変更を禁じるよう裁判所に求めている。
トランプ氏とマスク氏は就任以来、政府をスリム化するための一連の措置を講じ、人員と支出の大規模な削減を主張してきた。トランプ氏とマスク氏は、米国14州が提訴した訴訟には応じていない。
ホワイトハウスは先週、マスク氏が「特別政府職員」に任命されたと発表した。これは、短期的に米国政府を支援し、特定の問題に焦点を当てることを目的とした役職である。歴代大統領も特別政府職員を任命してきた。しかし、ここ数週間のマスク氏の影響力は、この役職の伝統的な職務を超えているとして、民主党から批判されている。
共和党のジョシュ・ホーリー上院議員は、政府における決定権は依然として大統領または閣僚にあるが、マスク氏には勧告を行う権利があると主張した。
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出典: https://thanhnien.vn/14-bang-my-kien-ong-trump-va-ti-phu-elon-musk-185250214080003514.htm
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