5月25日から6月2日にかけて、マラリア・寄生虫学・昆虫学中央研究所のワーキンググループは、 ラオカイ省疾病管理センターと連携し、マラリア流行期にラオカイ省内の複数の地区およびコミューンでサーベイランス調査を実施しました。これは、アルテミシニン耐性マラリアの予防と撲滅に向けた地域イニシアチブ・プロジェクトの一環として実施されたものです。
代表団は、サパ町バット・サート地区保健センター、そしてアルテミシニン耐性マラリアの予防と撲滅のための地域イニシアチブに参加しているコミューンの保健所で活動しました。この地域は、過去数年間のマラリア流行、病原媒介生物の存在、そして大規模な人口移動など、マラリアの疫学的リスク要因が数多く存在します。
代表団は、サパ県リエンミン町ナムケン村の住民を対象に、マラリア原虫検査のための血液サンプルを採取しました。同時に、状況分析とリスク要因の特定、マラリア予防対策(提供された蚊帳と長期残効性殺虫剤処理済みハンモックの数)のモニタリング、住民の蚊帳数調査、インタビュー調査、蚊帳、特に長期残効性殺虫剤の使用に関する住民の理解と受容度の評価を行いました。さらに、顕微鏡検査施設の運用と検査能力の評価、統計作業、症例報告、疾病発生の調査と分類を行いました。
この活動は、ラオカイ省におけるマラリア撲滅の成果を維持し続けるために、マラリアのピークシーズンに再発するのを防ぐための監視、検出、診断、治療、活動の実施において下位レベルを支援することを目的としています。
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