ゼレンスキー大統領がルーマニアのバフムート近郊を視察。国境付近での攻撃への懸念は、ロシアとウクライナの紛争に関する最新ニュースの一部である。
近年ロシアによる攻撃の標的となっているウクライナのイズマイール港(写真)は、ルーマニア国境に近い。(出典:ロイター) |
*ウクライナ軍、ドネツク南西部を攻撃: 9月5日、自称ドネツク人民共和国(DPR)の親衛隊副司令官アレクサンダー・ホダコフスキー氏はテレグラムに次のように投稿した。「最も大規模な活動はノヴォドネツコエ村の地域で確認されている。多数の装甲車両を用いて突破を試みる動きがある。ノヴォドネツコイ郊外では激しい衝突が発生している。」
彼によると、ウクライナ軍(VSU)は数日間にわたりロシア軍の陣地を「ほぼ24時間体制」で砲撃し、地雷原を「無力化」させ、工兵による新たな地雷敷設を阻止している。さらに、VSUの「激しい砲撃」は「兵士たちに心理的な影響を与えている」という。
当局者によれば、ウクライナはノボマヨルスクでも同様の戦術を使っているという。
*ロシア当局者:ウクライナはオーストラリアのドローンを使用:ロシア外務省報道官マリア・ザハロワ氏は9月5日、「オーストラリアのドローンがロシアの標的を攻撃するために実際に使用されたことが判明した」と述べた。
同氏によれば、オーストラリアは「ワシントンが指揮する反ロシアキャンペーンに熱心に貢献」してきた一方で、「オーストラリアがますます紛争に巻き込まれていることを示す否定できない状況」を国民から隠蔽してきたという。
ウクライナとオーストラリアの当局者は、上記の情報についてまだコメントしていない。
*ウクライナ大統領、バフムート近郊の最前線を訪問: 9月5日、ウクライナ大統領府は「ドネツィクへの実務訪問の一環として、ウォロディミル・ゼレンスキー大統領はバフムートで攻撃作戦を展開する戦闘旅団を視察した」と発表した。大統領はまた、東部地域の「戦闘状況に関する報告を聞いた」。大統領は地域軍司令官らと会談し、「部隊の課題とニーズ」について協議した。これには「最前線の防空システムへの砲弾とミサイルの供給」も含まれている。
この動きは、ウクライナのオレクシイ・レズニコフ国防相が解任され、キエフが先週戦術的前進を発表した直後に起こった。
* ルーマニア、国境情勢を懸念: 9月5日、ルーマニアのクラウス・ヨハニス大統領は、ルクセンブルクのザビエル・ベッテル首相との共同記者会見で、「本日、我が国の地域で攻撃がありました。国防大臣から報告がありましたが、攻撃は我が国の国境から800メートルの距離で確認されました。非常に近い距離です」と述べた。ヨハニス大統領によると、ロシア軍はウクライナ南部のドゥヌーベ川沿いのインフラを標的とした無人機攻撃を継続的に展開しているという。
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