6月7日、中国では全国大学入学試験(通称「高考」)が行われた。数千万人の受験者の中で、中国メディアの注目を集めた人物がいた。一代で億万長者になった梁志(リャン・ジー)だ。
5月下旬、四川省成都市の自宅で梁石さんが授業の復習をしている。
AFP通信によると、ルオン氏は今年56歳で、27回目の高考を受験する。以前は工場で肉体労働者として働いていたが、その後、建設資材事業を立ち上げ、成功を収めた。
しかし、大学進学の夢は彼から遠ざかっていました。この億万長者は1983年、16歳で初めて大学受験をしました。その後40年間で計26回受験しましたが、志望校に合格するだけの点数は得られませんでした。
1992年、当局は25歳未満という年齢制限を設け、梁さんは大学進学の夢を諦めざるを得ませんでした。しかし、2001年にこの規制は撤廃され、四川省出身のビジネスマンの夢は再び蘇りました。
今年、彼は中国のトップ大学の一つである四川大学への入学を目指している。「これが最後の入学試験になればいいなと思っています」と梁さんは新聞に語った。
6月7日の朝、山東省済寧市で受験生たちが試験を受ける準備をしている。
ルオン氏は、今年の受験者約1300万人と競争するため、ここ数ヶ月間、猛勉強をし、「修行僧」のような生活を送っていると語った。夜明け前に起きて勉強し、1日12時間も勉強しているという。大学入試に合格して知識人になりたいというルオン氏にとって、不合格になるかもしれないと思うと不安になるという。
ネット上では多くの人が彼を嘲笑し、名声を得るためだけに高考を受けたと非難した。「でも、一体何のために? 馬鹿げたことをするためだけに何十年もかけて高考を受けるなんて、正気の人間は考えられない」とルオン氏は言い、試験準備期間中は酒と麻雀を諦めなければならなかったと冗談を言った。
ルオンさんは、2011年に受験した息子は父親の受験をあまり支持していなかったと語った。「最初は反対していたが、今は気にしていない」とルオンさんは語った。もし今回大学入試に合格したら、勉強に費やした時間を埋め合わせるため、友達と3日3晩トランプをしてお祝いするつもりだという。
新華社通信は中国教育部のデータを引用し、2023年の高考(高考)受験者数は過去最高の1291万人に達し、昨年より98万人増加したと報じた。これは中国が新型コロナウイルス感染症対策の方針を調整して以来、初めての試験となる。
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