エルドアン大統領は、トルコがイスラエルのガザ地区攻撃に反対しているため、ベンヤミン・ネタニヤフ首相との「対話は不可能」だと述べた。
「ベンヤミン・ネタニヤフ氏をもはやパートナーとは考えられない。ネタニヤフ氏とはもはや話せない。我々は彼の名前を有益な連絡先リストから削除した。しかし、特に現在の国際外交情勢においては、トルコはイスラエルとの関係を完全に断絶することはできない」と、トルコのレジェップ・タイイップ・エルドアン大統領は11月4日、国営メディアに対し述べた。
彼は、ガザ紛争はイスラエルのネタニヤフ首相の政策の直接的な結果であると強調した。イスラエル政府の長はイスラエル国民の信頼も失っていると述べた。
エルドアン大統領は「彼は退いて戦争を終わらせるべきだ」と述べた。
10月28日、イスランブールで行われた親パレスチナイベントに出席したトルコのレジェップ・タイイップ・エルドアン大統領。写真: AFP
アンカラは、イスラエルとハマスの戦争後、ガザ地区が平和地帯となり、「独立したパレスチナ国家の領土の一部となる」ことを期待している。エルドアン大統領は、トルコは同地域に平和と安定をもたらす努力を支援すると明言した。
「我々はパレスチナ国民の生命を脅かす計画や、この国を歴史から消し去ろうとする陰謀をすべて拒否する」とエルドアン大統領は警告した。
エルドアン大統領は、ガザ地区紛争を終わらせる解決策を見つけるため、イスラエル、パレスチナ、ハマス間の交渉を仲介する特使に、情報機関長官のイブラヒム・カリン氏を任命した。
11月4日、トルコ政府は、ガザ地区における人道的悲劇に関する協議のため、サキル・オズカン・トルンラール大使をイスラエルに召還し、イスラエルによるパレスチナ民間人への攻撃を非難した。テルアビブは、トルコ政府は「引き続きハマス側に立っている」と反論した。
イスラエルは先週、トルコの戦争への対応をめぐり、テルアビブとアンカラの関係を見直すと表明した。エルドアン大統領がハマスは「テロリストではなく、自分たちの土地のために戦う「解放者」だと述べたことを受け、イスラエルは安全保障上の懸念から、トルコと中東地域から全外交官を撤退させた。
タイン・ダン氏( AFP通信、ロイター通信による)
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