スペインは、8月20日に行われるオーストラリアとイングランドの第2準決勝の勝者と、2023年女子ワールドカップのタイトルをかけて対戦する。
2023年女子ワールドカップ決勝に進出したスペイン代表チームメンバーの喜び。(出典:ロイター) |
スペインは、オルガ・カルモナの90分の驚異的なシュートでスウェーデンを2-1で下し、2023年女子ワールドカップ決勝に進出した。この試合では、3得点すべてが最後の9分間で決められた。
スペインチームは前半から圧倒的な試合展開で強さを見せつけ、相手チームをホームのフィールド奥深くまで後退させた。
スペインは相手チームよりも多くのチャンスを作り、ボールポゼッションも優位に立った。しかし、スウェーデンの守備陣は好調で、前半は無失点に抑えた。
後半に入ると、スウェーデンは突如としてフォーメーションを上げてスペインの守備陣にプレッシャーをかけ始めた。赤シャツの守備陣には徐々に隙が露呈した。
スウェーデン女子選手たちはハイボールに忠実であり続けたが、後半前半の約15分間しかプレッシャーをかけ続けることができなかった。
その後、スペイン女子チームは猛攻を仕掛け、ゴールを奪った。81分、エルモソが見事なボールコントロールからサルマ・パラルエロへパスを通し、強烈なシュートでスペインが先制点を挙げた。
失うものは何もないスウェーデン代表は反撃に転じ、予想外の同点ゴールを決めた。88分、ロルフォがリナ・フルティグへクロスを送ると、フルティグが壁を作り、レベッカ・ブロンクヴィストが至近距離からボールをゴールネットに叩き込み、スウェーデンが同点に追いついた。
追い上げはそこで終わらなかった。わずか1分後、DFオルガ・カルモナの美しいロングシュートがゴールキーパーのムソビッチを破り、スペインがスコアを2-1に広げた。
7分間の追加時間ではスウェーデンのストライカーたちの最後の望みはかなわず、スペインはリードを守りきって2-1で勝利した。
この勝利により、スペインは2023年女子ワールドカップで決勝に進出した初のチームとなりました。また、スペイン女子代表がこの偉業を成し遂げたのは史上初となります。
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