ポミナの取締役会は、市場価格より約45%高い1株当たり1万ドンで南星製鉄に約7,020万株を売却する計画を最終決定した。
南星製鋼は、千葉県に本社を置く金属(主に鉄鋼)の製造・輸出業者です。同社はわずか半年前にベトナムに法人を設立しました。
ポミナ・スチール株式会社(証券コード:POM)の取締役会が今朝発表した株式公開に関する情報は、証券取引所の市場価格に即座に影響を与えました。基準価格の6,900ドンから、この株は7,390ドンの高値まで急騰し、売り手はいませんでした。
ポミナは、南星製鉄の生産・事業活動資金として7,000億ベトナムドン以上を調達するため、株式公開を2回に分けて行う計画です。第1ラウンドは8月に1,060万株以上を公開し、残りは1年後に公開されます。日本のパートナーであるポミナは、最初の3年間は株式の譲渡が制限されます。
現在、ポミナの主要株主はViet Steel Trading and Production Company Limitedのみであり、同社の資本金の53.3%以上を保有しています。今回の株式公開が完了すれば、南星製鉄はポミナの資本金の20%を保有する第2位の株主となります。
ポミナは厳しい財政状況にあります。昨年は税引き後損失が約1兆1,000億ドンに達し、今年第1四半期にはさらに1,860億ドンの損失を計上しました。同社のド・ティエン・シー社長によると、不動産市場の低迷が鉄鋼消費の急激な減少を招き、新たに稼働を開始した高炉プロジェクトのコストが損失の主な原因となっています。
ポミナは当初、今年3,000億ドンの利益を見込んでいました。しかし、年次株主総会で更新された資料では、不動産市場の回復は見込めないとの見通しから、鉄鋼業界の見通しについて慎重な見方を維持し、税引後損失を1,500億ドンに修正しました。取締役会によると、南星鋼鉄との提携は、来年半ば以降に市場が力強く回復した際に、需要に対応できる十分な資金を確保するのに役立つとのことです。
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