7月7日、ウィンブルドンの第3ラウンドで、レシア・ツレンコがスーパータイブレークで20-18の勝利を収め、アナ・ボグダンを4-6、6-3、7-6(18)で破った。
ツレンコとボグダンの間で続いた38ポイントのタイブレークは、グランドスラム女子シングルス史上最長記録でもある。これまでの記録は、2016年全仏オープン1回戦、デニサ・アレルトバとヨハンナ・コンタの間で続いた第1セットのタイブレークで記録された36ポイントだった。
ツレンコは14番コートで3時間40分の試合を終えて疲れ果てていた。写真:ロイター
ウィンブルドンの歴史上、38ポイントのタイブレークはわずか2回しか経験していません。1973年、ビョルン・ボルグが男子シングルス1回戦のタイブレークでプレミット・ラルを20-18で破りました。
ボグダンが最終セットで5-3のリードを活かせていれば、スーパータイブレークは生まれなかっただろう。ツレンコは3ゲーム連続で勝ち、6-5とリードしたが、次のサービスゲームで最初のマッチポイントを逃した。ボグダンはリターンゲームを制し、10-10でタイブレークに突入した。
ツレンコはこのセットで5-1とリードしたが、ボグダンは5-5で同点に追いついた。その後は両選手とも1ポイント以上のリードを奪えず、ツレンコが7度目のマッチポイントをものにし、20-18で勝利した。26回のラリーの後、ツレンコは疲れ果てて勝利に倒れ込んだ。その前に、ツレンコはタイブレークで5つのマッチポイントをしのいだ。
7月7日のツレンコ対ボグダン戦の決定的瞬間。
14番コートで行われた緊迫した試合では、最終セットで両選手が足がつり、医師の診察が必要となった。3時間40分の戦いの末の勝利により、ツレンコはグランドスラム2大会連続の4回戦進出を果たした。また、ウィンブルドンでは11回の出場中最高の成績となった。4回戦では、ツレンコは第4シードのジェシカ・ペグラと対戦する。
4回戦には、ソフィア・ケニンを7-6、6-2で破ったエリーナ・スビトリーナも出場する。ツレンコと同胞のスビトリーナは、次戦でベラルーシの第19シード、ビクトリア・アザレンカと対戦する。また、4回戦では第1シードのイガ・シフィオンテクと第14シードのベリンダ・ベンチッチが対戦する。
ヴィ・アン
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