Victor 6000 水中探索ロボット
米沿岸警備隊は6月22日、数日前にタイタニック号の残骸を訪れ、乗員5人を救助中に行方不明となったタイタン探査潜水艇の発見に「まだ希望がある」と述べた。しかし、AFP通信によると、救助隊が直面する課題はますます大きくなっている。
タイタン号には最大96時間分の緊急用酸素が積まれていたという情報に基づき、救助隊は密閉された小型船内の酸素が6月22日早朝(米国東海岸時間)までに尽きただろうと推定した。
酸素枯渇まであと96時間:タイタニック号の残骸を訪ね、行方不明の潜水艦を探すレース
米国とカナダの軍用機、沿岸警備隊の船舶、遠隔操作ロボットなどを含む多国籍の捜索救助活動が、北大西洋で海中の騒音が検知された場所に近い海域に集中している。
水中最大6,000メートルまで探査可能な遠隔操作ロボット「ビクター6000」を搭載したフランスの調査船が6月22日、タイタニック号の沈没船付近に到着した。英国南極調査局の海洋専門家ロブ・ラーター氏によると、ビクター6000は水中探査における「最大の希望」だという。
医療従事者と減圧室を積んだ別のカナダ船が6月22日早朝にこの地域に向かっていた。カナダのメディアは、船が正午までに到着する予定はないだろうと報じた。
水中音の発見により、ミニバンほどの大きさの潜水艇に乗っていた人々がまだ生きているのではないかという期待が高まっているが、専門家らはその音の出所を確認できていない。
「正直、何なのか分からない。楽観的に、希望を持つしかない」と、米沿岸警備隊のジェイミー・フレデリック大佐は音について語った。
タイタニック号の沈没船を訪問中に行方不明になった潜水艦についてはあまり知られていない:Xboxゲームコントローラーで操作され、訪問者は自力で脱出することはできない
米沿岸警備隊によると、タイタン号は6月18日午前8時に沈没したタイタニック号を視察するため潜航を開始し、7時間後に浮上する予定だった。しかし、出発から2時間も経たないうちに母船との連絡が途絶えた。
乗船していた乗客には、英国の億万長者ハミッシュ・ハーディング氏、パキスタンの実業家シャーザダ・ダウド氏とその息子スレイマン氏、探検会社オーシャンゲート・エクスペディションズのCEOストックトン・ラッシュ氏、フランスの潜水艦操縦士ポール・アンリ・ナルジョレ氏などが含まれていた。
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