(LCO)3月10日(月)、米軍向けジェット燃料を積載した船舶がイングランド北東沖でコンテナ船と衝突した。衝突により両船は炎上し、ジェット燃料を積載した貨物タンクが破裂した。
ロイター通信によると、クロウリー・グループ(米国)が運航する石油タンカー「ステナ・イマキュレート」は、ハル市付近に停泊中、ポルトガル船籍の貨物船「ソロン」と衝突し、貨物タンクが破裂して燃料が海に流出した。
イギリス沖で事故により炎上する石油タンカー「ステナ・イマキュレート」。写真:OSINT
事故は3月10日(月)現地時間午前9時50分に発生しました。船舶追跡ウェブサイト「Marine Traffic」によると、全長183メートルのステナ・イマキュレート号は、ジェットA1ジェット燃料と自船の燃料を満載し、合計約5,000万リットルを積載していました。
スウェーデンのステナ・バルク社と共同でタンカーを所有・運航している米国の海運・物流会社クロウリー社によると、同船のジェットA1燃料タンクが破裂したという。
「衝突の結果、火災が発生し、燃料漏れの報告がありました」とクローリーのプレスリリースは述べている。「船内で複数の爆発が発生した後、乗組員は船を放棄しました。」
地元当局によれば、負傷者32人が救急車で搬送されたが、午後半ばの時点で病院に残っていたのは1人だけだった。
衝突時、ステナ・イマキュレート号はジェットA1ジェット燃料と船の燃料を含む約5000万リットルの石油を積載していた。写真:マリン・トラフィック
米海軍軍事輸送司令部の報道官は後に、タンカー「ステナ・イマキュレート」が事件当時「短期チャーター中」であったことを確認した。
英国沿岸警備隊は、ソロン号が金鉱採掘や化学製品製造に使用される非常に有毒な化学物質であるシアン化ナトリウムの容器15個を積載していたという報告について調査を行っている。沿岸警備隊によると、ソロン号は衝突前に航行上の問題を示す遭難信号を発信していなかったという。
英国のキア・スターマー首相の事務所は、衝突の原因に関する詳細は「まだ確認中」だと述べた。
クアン・アン氏(ロイター、WSJ、DWによる)
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出典: https://www.congluan.vn/tau-cho-dau-cua-quan-doi-my-bi-chay-ngoai-khoi-nuoc-anh-post337900.html
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