(CLO)12月8日、シリア反政府勢力がダマスカスを制圧し、アサド大統領はロシアへ逃亡を余儀なくされ、58万人以上が死亡し、1,200万人が家を追われた13年間の内戦が終結した。
しかし、かつてアルカイダと関係があった組織、ハヤト・タハリール・アル・シャム(HTS)の新しい指導部は、誰がシリアを統治するのか、後継者はより優れた人物になるのか、それともより劣った人物になるのかについて、フカイマ・ソマール氏のような多くの人々に不安を抱かせている。
国連難民高等弁務官事務所(UNHCR)によると、スワイダ市出身の34歳のミュージシャン、ソマールさんは2017年に内戦のためシリアから逃れ、現在はマレーシアに登録されている2,680人のシリア難民の1人である。
シリア難民キャンプ。写真:UNHCR
マレーシアのペナンに住む難民、アドナン・ハダドさん(29歳)も、同じ気持ちだ。「何が起ころうとも、以前より悪くなることはない」と、アサド政権下で家族が被った損失を振り返りながらロイター通信に語った。それでも、 政情が依然として不安定なシリアへの帰国には依然として慎重な姿勢を崩していない。
国連はこれまで、アサド大統領を含む政府当局者が戦争犯罪と人権侵害を承認していると述べている。
UNHCRによると、政権交代は希望をもたらすものの、安全かつ自発的な帰還のための条件はまだ整っていない。受け入れ国であるマレーシアは、このような不安定な状況下で難民に強制的に帰還させることはできない。
アマールさんは今でも故郷を恋しく思っている。シリアを離れて12年が経った今、マレーシアは彼にとって良い場所であり、初恋の相手と出会い、車の運転を覚え、その他多くの大切な節目を経験した場所でもあるが、それでも故郷が恋しいと彼は言う。
「祖国を知り、家族に再会するために帰国する必要がある。そうして初めて心の平安が得られる」と彼は語った。
ホアイ・フオン氏(CNA、ロイター通信による)
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出典: https://www.congluan.vn/nguoi-ti-nan-syria-o-malaysia-khao-khat-duoc-ve-que-nha-post328174.html
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